ヒュー・ジャックマンは映画『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックが昨年の全英アルバム・チャートを席巻していたことに対する批判に言及している。
ヒュー・ジャックマンが主演を務めた『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックは2018年にイギリスで160万枚を売り上げて、昨年イギリスで最も売り上げたアルバムとなっている。アルバムは2017年12月にリリースされて以来、全英アルバム・チャートのトップ5を維持している。映画『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックはフィジカルで最も売れたアルバムであるだけでなく、ストリーミングとダウンロードでもトップに立っている。同作は計24週、全英アルバム・チャートで1位を獲得しており、これは今世紀で最多の記録となっている。
ヒュー・ジャックマンは『NME』とのインタヴューに応じて、『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックがチャートやラジオを席巻していることに対する批判に言及している。「僕とは別世界の話だからね。僕はレコーディング・アーティストではないし、キャストとしていくつかのアルバムに参加したことはあるにせよ、子供たちや妻もこの状況にもウンザリしてしまっているんだ。『20週目の1位だ!』っていう感じで、僕はまだ興奮しているんだけどね」
彼は次のように続けている。「例えば、僕がチョコレートのアイスクリームを発明していたとしよう。人々から『チョコレートは嫌いだ』って言われたとしても、それはそれで構わないんだ。好きになってくれる人たちもたくさんいるからね。究極的には、僕の役割は物語を伝えることだからね。僕は物語を伝える役者なんだ。『グレイテスト・ショーマン』のことを気に入らなかった人たちもいる。それでいいんだ」
「多くの人たちの心に響いてくれたんだからね。長い時間をかけたのに、誰からも受け入れてもらえなかったのだとしたら、それはちょっと辛いけどさ。『参ったな。道を踏み外してしまったみたいだよ。みんなとつながれると思ったのに、そうならなかった』っていうね。もちろん人々の目は厳しいし、その中心には商業的な側面もある。僕たちが演じていた役柄にそれ以上のことを求めてくる人たちもたくさんいるんだ」
一方、ヒュー・ジャックマンは今年の5月から6月にかけてグラストンベリー・フェスティバルの数週間前に終了する日程でヨーロッパとUKを回るツアーを行うことが発表されている。ヒュー・ジャックマンはグラストンベリー・フェスティバルの最終日にレジェンド枠で出演することに興味があるかと訊かれると、興味はあるものの当日はアメリカにいる予定だと答えている。
「いいね! けど、初めて聞いたな」とヒュー・ジャックマンは答えている。「僕に教えてくれたのは君が初めてだよ。連絡先を知ってくれてるといいんだけどね」
ヒュー・ジャックマンのインタヴュー動画はこちらから。
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