ロイヤル・ブラッドは次のアルバムの進捗状況について語り、セルフ・タイトルのデビュー作に続く新作に集中するため、今はツアーをストップさせていることを認めている。
「たくさんのライヴをやって、今、ツアーを終えたところなんだ」とフロントマンのマイク・カーは10月19日に開催されたQアウォードで音楽サイト「ギグワイズ」に語っている。そして、スタジオに舞い戻る前に今は短期間の「冬眠」を楽しもうとしてるという。
次のアルバムでのバンドとしての野心について訊かれると、マイク・カーはアイデアは現在「頭のなかにある」としている。
8月のレディング&リーズ・フェスティバルで披露した新曲“Hook, Line And Sinker”についても語っており、マイク・カーは次のように話している。「あの曲はレディングの数ヶ月前にできたと思う。すごくプレイしてみたくてね、それでやってみたんだ。作曲の段階についてはもう始まってるよ。たぶん、あの曲はアルバムでも一番変わった曲になるんじゃないかな。まだ分かんないけどね。あんまり言えないけどさ」
ロイヤル・ブラッドはQアウォードでベスト・ライヴ・アクト賞を受賞している。
インタヴューの映像はこちらから。
ロイヤル・ブラッドは先日『NME』に対してツアーバスを臨時のスタジオへと改造したことを明かしている。
「バスの後ろにスタジオを作ったんだ」とフロントマンのマイク・カーは『NME』に語っている。「いろんなものが落っこちてきて、曲を書くのも大変なんだけどね。だって、運転手はすごく大きなカーヴを曲がったりするからね。僕らの曲を作る根城だよ。ヴォリュームを下げてクリント・イーストウッドの映画をかけてるんだ」
また、バンドはファースト・アルバムに近い作品を作ろうとしているという。「バンドの原動力を再発明する必要もないからね」とし、ファースト・アルバムと同じような予算、同じような楽器でアルバムを制作しているという。
アルバムが陽の目を見るのはまもなくのことかもしれないが、マイク・カーは特定のタイムラインで考えるというよりは「驚いてもらえるタイミング」で次のアルバムをリリースしたいとしている。
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