モトリー・クルーのヴィンス・ニールはバンドとしてのファイナル・ツアーは3年以上前に終わったものの、バンドは活発に活動していると語っている。
モトリー・クルーは伝記映像作品『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』がネットフリックスで3月22日より配信予定となっている。
ヴィンス・ニールはフィンランドの音楽サイト「カオス TV」の新たなインタヴューでバンドがツアーをやめたことへの見解や今回の伝記映像作品の感想を語っている。
「ツアーをやめたからって解散することにはならないんだ」と彼は語っている。「もうツアーはやらないって決めただけのことなんだよ。俺たちは今もバンドで活動しているんだ。新曲だって出していくしさ。マーチャンダイズも出すよね。俺たちはまだモトリー・クルーとしてやっていくわけなんだ。ツアーは別としてね。本当にそういうことなんだよ」
「今回の伝記作品は間違いなくモトリー・クルーにとって新たなクールな作品になるね。ツアーとは本当に無関係だけどね」と彼は語っている。「これは映画なんだ。さあどうだろう、4〜5年後にはまた別のことをやるかもしれないね。分からないな。俺たちはとにかく成り行きを見守るつもりなんだ。だって俺自身はちょうど今(ソロの)ツアーで忙しいからさ。他のメンバーも別のプロジェクトをやっているからね。これから何が持ち上がるにせよ、みんなのスケジュールを合わせられるかどうか見ていくことになるだろうね」
ヴィンス・ニールによれば、伝記映像作品『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』は当初の想像以上に素晴らしい映画になったという。
「本当に嬉しいサプライズだったね。こんなに低予算で済むかは分からなかったんだ」と彼は語っている。「だって、ひどい映画はいとも簡単に作れちゃうからね。でも、この映画の場合、俺は最初の10分後には自分たちに関する映画だってことを忘れちゃって、ただ本当にいい映画として楽しんでいたよ」
さらにヴィンス・ニールは、本作で自身を演じる俳優について不安はなかったと明かしている。
「緊張していたのは俺のほうじゃないんだ。実際のところ俺を演じるやつ(オーストラリア出身の俳優であるダニエル・ウェバー)のほうが緊張していたんだよ」と彼は語っている、「彼は絶対に良い仕事がしたいと思っていたんだ。そしてやり遂げてくれたね。それぞれのバンドメンバーを演じた役者はみんなうまくやってくれたと思うよ。本当に見事でね。映画ではみんなの個性がしっかり伝わるんだ。すごくちゃんとしているよ」
2001年に刊行された自伝『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』を原作とする本作は2006年より制作が進められてきた。最終的に撮影は昨年行われ、バンドも映像作品のプロデューサーを務めている。
この映像作品ではヴィンス・ニールを俳優のダニエル・ウェーバーが演じており、ラッパーのマシン・ガン・ケリーがトミー・リーを、ダグラス・ブースがニッキー・シックスを、「ゲーム・オブ・スローンズ」への出演で知られるイワン・リオンがミック・マーズを演じている。
モトリー・クルーは伝記映像作品『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』がネットフリックスで配信されるのを記念して、公式Tシャツの限定販売が決定している。
Tシャツの概要は以下の通り。
商品タイトル / MOTLEY CRUE – THE DIRT 【限定モデル】
Tシャツ / メンズ
サイズ / メンズ:S、M、L、XL
販売価格 / 3,800円(税込)
発売日 / 2019年4月5日(予定)
以下のリンク先では商品の予約が受け付けられている。
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