リンプ・ビズキットはオリジナル・ラインナップで再結成を果たした特別な公演でマリリン・マンソンと共にニルヴァーナのカヴァーを披露している。
この日の公演はチケット代金がわずか3ドルで行われたもので、2012年以来初めてフレッド・ダースト、ウェス・ボーランド、DJリーサル、ジョン・オットー、サム・リヴァースが揃ってライヴを行っている。
ロサンゼルスのトラバドールで行われたこの日の公演では『チョコレート・スターフィッシュ・アンド・ザ・ホット・ドッグ・フレイヴァード・ウォーター』の楽曲が多くを占めるなか、複数のカヴァーが演奏されている。
マリリン・マンソンはスマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンが見つめるなか、バンドに加わってニルヴァーナの“Heart-Shaped Box”を披露している。マシン・ガン・ケリーは“My Generation”のヴァースに客演したほか、リンプ・ビズキットはジャーニー、グリーン・デイ、パンテラ、メタリカのカヴァーによるメドレーを披露し、ジョージ・マイケルの“Faith”やザ・フーの“Behind Blue Eyes”も演奏されている。
観客が撮影した映像はこちらから。
この日のセットリストは以下の通り。
‘Show Me What You Got’
‘Hot Dog’
‘Rollin’ (Air Raid Vehicle)’
‘My Generation’
‘Livin’ It Up’
‘My Way’
‘Heart-Shaped Box’
‘Nookie’
‘Full Nelson’
‘Pollution’
‘Eat You Alive’
‘Boiler’
‘Behind Blue Eyes’
‘Don’t Stop Believing’/‘Brain Stew’/‘Mouth For War’/‘For Whom The Bell Tolls’
‘Faith’
‘Break Stuff’
‘Take A Look Around’
リンプ・ビズキットのウェス・ボーランドは、スタジオで取り組んでいるというバンドの新曲の一部を公開している。バンドは2011年にリリースされた『ゴールド・コブラ』以来となる新作に取り組んでいると見られている。
一方、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのフロントマンのオリヴァー・サイクスは“Wonderful Life”について、キーボーディストのジョーダン・フィッシュと共に元々はリンプ・ビズキットのために書いた曲であったことを明かしている。
「俺とジョーダンは去年、(ヴォーカルの)フレッド・ダーストと一緒にリンプ・ビズキットのアルバムに取り組んでいたんだ。実際のところはうまくいかなかったんだけどね。彼はほとんど姿を現さなかったんだ」
「素敵な人だと思うし、単にまだアルバムに取り掛かる準備ができていなかったんだよ。半ば強要されたようなところがあったと思うんだ。マネージャーや周囲の人たちから、『この人たちがあなたと一緒に仕事をしたいと言っています』とか言われていたんじゃないかな。それで、僕らは彼らにあらゆるアイディアを提案してみたんだけどね。初日からうまくいかなかったんだ、正直に言うと」
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