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アップル・ミュージックが3ヶ月の無料トライアル期間を終えて、650万人が有料でサービスを使い続けていることを発表している。

アップルはアップル・ミュージックを今年6月に立ち上げており、3ヶ月のあいだ無料でユーザーにサービスを試用できるようにしていた。

アップルのCEOであるティム・クックは、今回650万人が有料会員に移行したことを明かしており、850万人がなお無料トライアルで使用し、全体で1500万人のユーザーがいるとしている。

CNETによれば、ティム・クックは「これは驚くべきことだと思っています。アップル・ミュージックには1500万人を超えるユーザーがおり、650万人が有料会員となっています。本当に喜ばしいことです。そして、ここまでの道筋は素晴らしいものだと思っています」とカリフォルニアで開催されたWSJDライヴ・カンファレスの場で語ったという。

この数字は、アップル・ミュージックが世界で2番目に人気のストリーミング・サービスとなったことを意味しており、競合のスポティファイは2000万人の有料会員を誇っている(ただしアメリカのユーザーの一部には1ドルでの3ヶ月トライアルも含まれている)。テック・クランチによれば、ディーザーは300万人のアクティヴ・ユーザーがおり、ナップスター/ラプソディも同数のユーザー数となっている。

しかし、『ガーディアン』紙によれば、MIDiAリサーチのマーク・マリガンは、アップル・ミュージックの650万人の有料会員の多くは、最初の無料トライアルの後、有料化を外すことを単純に忘れていると推測している。

一方、アップル・ミュージックを統括しているジミー・アイオヴィンは『ヴァニティ・フェア』誌のために収録されたインタヴューでスポティファイを批判している。アイオヴィンは遠回しな表現で、「フリーミアム」と呼ばれる音楽ストリーミング・モデルに矛先を向けている。

「この業界には問題があると思ってるんだ」と彼は語っている。「全体的な“無料”の問題だよね。テレビ業界もそんなことにはなってないし、映画業界もそんなことになってない。でも、レコード業界だけはそうなってるんだ」

「個人的な意見で、アップルとしての意見ではないけど、無料については考えなきゃいけない問題だよ」と彼は続けている。「無料に打ち勝つサービスを作らなければならないんだ。フリーミアム全般について、かつてはそれを必要としてたかもしれないけど、今の僕にとっては詐欺なんだよ。ああした企業がやっているのは時代遅れのトラフィックを生み出しているだけなんだ」

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