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ダニー・ボイル監督は、もし『トレインスポッティング2』の出来が良くなければ、映画監督として「完全に笑い者になる」であろうため、今回の映画制作の先行きが「不安だ」と感じていることを認めている。

先日、ダニー・ボイルは、長きにわたって計画されている『トレインスポッティング』の続編について、来夏撮影したいと考えていることを明らかにしている。アーヴィン・ウェルシュの同名小説を映画化して1996年に公開された『トレインスポッティング』だが、同作の主要キャストたちが、みな自分の役を演じることについて乗り気であることも認めていた。

ダニー・ボイルは、現地時間10月18日に最新作『スティーヴ・ジョブズ(原題)』のプレミアが行われたロンドン映画祭で、『トレインスポッティング』の続編についての最新情報をBBCに語っている。「もうすぐスコットランドに行って、1週間ほどエジンバラで脚本のワークショップをするよ。それから来年の5月~6月に撮影する予定だ」

「もちろん不安はあるよ。だって、下手な映画を撮れば、俺たちは抹殺されるだろうからね。完全に笑い者になるよ。でも、そういう危険をはらんでいる点をうまく生かさないといけないんだ。そこに挑むことで、素晴らしい映画ができるかもしれないだろ」

先月、ダニー・ボイルは一作目から20周年を迎える来年の公開を目論んでいることをファンに向けて語っている。「できれば、2016年の公開に間に合うように仕上げたいと思っているんだ。ぜひね。そうしようと思ってるよ。順調だよ」

ダニー・ボイルは以前には続編について、原作の続編『ポルノ』に「すごくおおまかに準じたものになる」と説明しており、一作目の脚本家であるジョン・ホッジが脚本を務めていることを認めている。また、ダニー・ボイルは続編は『ポルノ』というタイトルにはならないとし、公式のタイトルはまだ決まってないとしている。

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