アリアナ・グランデは今月に迫ったワールド・ツアーに向けて準備を進めている一方、様々な困難から自分は「まだ回復途上」にあるとしている。
アリアナ・グランデはインスタグラムに長文の投稿を寄せ、現在の心境を明かしている。昨年は婚約者ピート・デヴィッドソンとの破局や元交際相手であるマック・ミラーが亡くなるといった困難にも見舞われたアリアナ・グランデだが、熱心に応援を続けてくれたファンに向けて感謝の思いを述べている。
「私はいよいよ3つ目のツアーに乗り出そうとしていて、確かにすごくディープな気分だし、生理にもなったけど……こんなこと言うのは大げさかもしれないのだけど、自分の人生、そこで出会った人たち、良かった時や大変だった時、笑いと苦しみ、この音楽、そしてこの道のりを通して得てきた一生ものの友情(みんなとの友情もよ)、そういったものにどれだけ感謝しているかってことを伝えたいの」と彼女は自身のモノクロ写真に添えている。
続けて彼女は、2017年5月のマンチェスター公演でのテロ事件などを指すと思われる、ここ数年間で自身が経験してきた困難を振り返り、今度のツアーではステージ上で泣いてしまいそうだとファンに語っている。
「ねえ……ここ数年間で起こったことについてまだちゃんと理解しきれていないの。この投稿で自分が何を綴っていくことになるのかさえも分からない。だけど、この場所に来れたことについて、とにかく感謝しかないということは変わらないわ。それに。みんなに会えることにわくわくしているの。きっと大泣きしちゃうわね」
さらに、数ヶ月前の時点では、まったく気持ちの用意ができていない中でツアーに戻ることを決めなくてはならなかったことも明かしている。
「数ヶ月前はね、ツアーしたり何かしら取り組んだりできる段階にさえ至ってないことをチームに伝えたくらいだったの。だけど、友人やみんなの存在、そしてこの音楽が私の命を救ってくれたし、すべてを変えてくれた」とアリアナ・グランデは語っている。
「自分はまだ回復途上という状態だけど、最近はずっと気分も軽くなっているし、今度のツアーはすごく美しい時間になるはずだって思えるの。神様、私たちがこうしていられることに感謝します。他にやりたいことなんて思いつかないし、みんなに私がどれだけ感謝の気持ちでいっぱいか伝えたいわ」
「とにかくこのショウをみんなのためにやり遂げることに集中するつもりよ。そして、サプライズを台無しにしないように、しばらく携帯も手にしないようにしたいわね(絶対1日も続かないと思う)。本当にありがとう。ものすごく深く、そしてずっと感謝しています。人生はけもの道だけど、みんなの愛とこの音楽のおかげでスウィートなものになっているわ。愛してる」
『スウィートナー/thank you, next』のワールド・ツアーは現地時間3月18日ニューヨークよりスタートする予定となっている。
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