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イマジン・ドラゴンズのシンガーであるダン・レイノルズは、ニッケルバックに代わってイマジン・ドラゴンズが最も嫌われているバンドになったと語っていたスリップノットのコリィ・テイラーらからの批判に反応を示している。

コリィ・テイラーは先週、ラスベガス出身のイマジン・ドラゴンズについて「あいつらはひどい」として、ニッケルバックから「ロックンロールのいけにえ」のバトンを渡されたと揶揄している。

ダン・レイノルズは今回、コリィ・テイラーという個人名は挙げていないものの、過去にバンドに向けられきたスリップノットやザ・1975、フォスター・ザ・ピープルらからの批判に言及している。

「僕は10年の間、批評家や他のバンドたちから自分のバンドについて酷いことを言われるのに耐えてきた」とダン・レイノルズはソーシャル・メディアに投稿している。

「僕が呼ぶところの『フェアな批判』(これについては、きちんと受け止めて学べるように努力をしているよ)ではなく、注目を集めたいがための馬鹿げた批判たちにね。卑しさや憎しみに満ちた言葉は、互いの欠点や失敗を笑い合いたいという人間性のニーズを満たすためのものでしかないんだ」

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「僕はそれを、何年間も黙って受け入れ続けてきた。そのせいで、若い頃から闘ってきた鬱も悪化することになった。これは同情が欲しくて言っているのではなく、事実として話しているんだ。僕が抱えているストレスや鬱は、誰か特定の人に原因があるわけではなく、バンドとして僕たちが世の中に向けてやってきたことが原因になってしまっているんだ」

ダン・レイノルズは続けている。「どんな理由であれ、他のバンドの人たち(ザ・1975やフォスター・ザ・ピープル、スマッシング・パンプキンズ、スリップノットとかね)が自分たちに酷いことを言う必要性を感じているという事実も乗り越えてきた。実際のところ、彼らに対して怒りは感じていないんだ。怒りよりもむしろ、この業界がこういう姿勢を許容し、さらには推奨してしまっているということへの悲しみのほうが大きいんだ」

「バンドメイトは親友でもあるからね。僕らは自分たちに忠実に、世の中にポジティヴィティや自信を与えられるように努力している。それを続けていくまでだよ」

ダン・レイノルズがザ・1975の名前を出しているのは、マット・ヒーリーが2017年にイマジン・ドラゴンズを揶揄していたことが理由だと考えられている。

「イマジン・ドラゴンズの“Radioactive”みたいな曲は、“ピカチュー・バナナ”っていう名前だっていいのにね。価値がないんだからさ」とマット・ヒーリーは『Q』誌に語っている。

一方、フォスター・ザ・ピープルは2018年にアルバムに入らなかった曲をイマジン・ドラゴンズに提供したと冗談を飛ばしている。

イマジン・ドラゴンズは賛否が分かれるようなバンドなのもしれないが、バンドは昨年“Radioactive”のミュージック・ビデオの再生回数がYouTubeで10億回を突破している。

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