アリアナ・グランデはマンチェスター・プライドへの出演に向けられている批判に反論している。
アリアナ・グランデは現地時間2月25日に、マンチェスターで8月23日から26日にかけて開催されるマンチェスター・プライドでヘッドライナーを務めることが発表されている。マンチェスター・プライドはUKで最も歴史のあるLGBTQの啓発イベントの一つとして知られている。
アリアナ・グランデの出演について、一部のファンの間ではストレートである彼女の出演を疑問視する声が上がっているほか、チケット価格の高騰に対する不満の声も上がっている。アリアナ・グランデは今回、ツイッターで「LGBTQコミュニティを搾取している」と投稿していたファンに返信する形で一連の批判に言及している。
アリアナ・グランデは「チケットの値段には一切関与していない」として、チケットの値段は主催者が設定しており、自分では「ほぼ」決めることができないと述べている。
i saw many people discussing this so i wanted to chime in…. hope that’s okay ???????? pic.twitter.com/7joiZwI1QS
— Ariana Grande (@ArianaGrande) February 27, 2019
アリアナ・グランデは続けて、自身のブッキングに向けられている批判に対して次のように釈明している。「LGBTQのコミュニティは私にとってすごく特別な存在で、私のキャリアをずっと支え続けてくれた人たちよ。LGBTQのファンや友達、家族がいることはすごく幸せなことだと思っている。私自身のアイデンティティや周りからどう見られているかは抜きにして、私はこのコミュニティを祝福して、サポートしたいと思っているの」
アリアナ・グランデはLGBTQを表明することについて「とても大切なこと」だとした上で、LGBTQのアーティストたちと「ステージを共にできることをいつも誇りに思っている」と続けている。
また、アリアナ・グランデはプライドのイベントでヘッドライナーを務めるストレートのアーティストは自身が初めてではないと指摘して、「LGBTQのオーディエンスの『ための』パフォーマンスのことをLGBTQコミュニティの搾取だって言わなくたって、この問題について話し合う余地はあるはず」だと述べている。
「この位置に私がいるのは相応しくないって、みんなが本当にそう思っているのなら、私はその考えを尊重するわ」とアリアナ・グランデは続けている。「だけど、私はこのオファーを喜びと感謝の気持ちで引き受けたの。コミュニティのヒーローになるって宣言をするつもりはないし、LGBTQのための人権運動の顔になろうとしているわけでもない。私はただ、LGBTQのファンのみんなにとって特別で、自分たちが祝福されて応援されているって感じてもらえるようなショウをしたいと思っているだけよ。私がやりたいのはそれだけなの」
このイベントはアリアナ・グランデにとって、2017年の5月にマンチェスター・アリーナの公演がテロ事件に襲われて以来、マンチェスターで公演を行う2度目の機会となっている。今年のマンチェスター・プライドにはアリアナ・グランデの他に、イヤーズ&イヤーズやキム・ペトラス、レディ・リーシャー、ヘラクレス・アンド・ラヴ・アフェアらの出演が発表されている。
一方、アリアナ・グランデは先日、来たる『スウィートナー/thank you, next』のワールド・ツアーに先立ってコンサートの来場者に、各公演ごとに行われる厳しいセキュリティ・チェックを通過するために透明のバッグを入手することを事前に促している。
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