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クリス・コーネルの元医師は、彼を診療することなく薬を処方したという容疑を否定している。

サウンドガーデンやオーディオスレイヴでフロントマンを務めたクリス・コーネルの妻であるヴィッキー・コーネルは昨年の11月に、医師のロバート・コブリンに対して適切な医療措置を怠ったとして訴訟を起こしている。

ヴィッキー・コーネルはロバート・コブリンに対してクリス・コーネルを診察することなく彼に20ヶ月にわたって抗不安薬のロラゼパムや鎮痛剤のオキシコドンを処方していたとして訴えている。

クリス・コーネルは2017年の5月17日にホテルの部屋で亡くなっているところを発見されている。享年52歳だった。また、検視によって亡くなった当時体内に様々な処方薬が残っていたことも明らかになっている。

「ザ・ブラスト」が入手した文書によれば、今回、ロバート・コブリンは一連の容疑について否定しており、クリス・コーネルについて彼は薬のリスクを承知の上だったとして、薬の副作用から目を背けていたと主張している。

ロバート・コブリンはクリス・コーネルについて、抗不安薬の副作用や危険性は「十分に承知していた」とした上で、そのリスクについては「知りたくない」と拒否していたと主張している。

ロバート・コブリンはクリス・コーネルに薬の危険性を知ってもらえるようできる限りのことを行ったと主張している。ロバート・コブリンはまた、クリス・コーネルについて「依存症になりやすい人物」だったとして、患者が治療中に亡くなった場合でも医師は医療法で責任に問われないとしている。

ロバート・ゴブリンはクリス・コーネルを救うために力の限りを尽くしたとして、訴訟の棄却を要求している。

一方、ブラッド・ピットは先日、映画監督のピーター・バーグと共にクリス・コーネルの新たなドキュメンタリー作品に取り組んでいることが報じられている。

『ヴァラエティ』誌の報道によれば、クリス・コーネルの妻であるヴィッキー・コーネルは現在、ピーター・バーグとブラッド・ピットによる映画製作会社のフィルム45と共にドキュメンタリーの制作に臨んでいるという。

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