グリーン・デイは初期の頃の未公開楽曲“Stay”のライヴ音源がオンラインで公開されている。
今回公開されたのは、グリーン・デイがデビュー・アルバム『1039/スムーズド・アウト・スラッピー・アワーズ』をリリースするよりも前にレコーディングされた楽曲で、1989年の7月22日にバークレー・スクウェアでキルドーザーのオープニング・アクトを務めた際に収録された音源となっている。
楽曲は、彼らのバラードにあるような優しいメロディーから始まり、力強いロックになだれ込んでいくというものになっている。同曲はグリーン・デイのファンの間では“World vs. World”という曲名で知られており、ビリー・ジョー・アームストロングの兄弟が制作したインディー映画のために書き下ろされた楽曲だと言われている。
公開された映像はこちらから。
今年の2月1日にサード・アルバム『ドゥーキー』が25周年を迎えたグリーン・デイは、現在ニュー・アルバムの制作に取り組んでいる。グリーン・デイはまた、『ドゥーキー』や『インソムニアック』の全編リハーサルを行ったことも明らかになっている。
グリーン・デイは以前、代表作『アメリカン・イディオット』を題材にした映画の制作が始まったことを明かしている。
フロントマンのビリー・ジョー・アームストロングは2016年に『NME』と行ったインタヴューのなかで、映画化の計画はちゃんと進行していること、HBOが関わっていること、ブロードウェイ化した際の自身のキャラクターであるセイント・ジミーの役柄を再現しようとしていることを語っている。
「そう、今も計画はあるんだ」とビリー・ジョー・アームストロングは語っている。「俺たちはHBOからゴーサインをもらっていて、今のところ脚本の書き直しを行っている最中なんだ。だから正確にいつ映画の撮影を始めるのかはわからない。だけど、確実にあらゆる作業が現在進められているんだ」
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