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ザ・キュアーの元ドラマーであるアンディ・アンダーソンが亡くなったと報じられている。享年68歳だった。

アンディ・アンダーソンは先週、フェイスブックで末期ガンを患っていることを明かしていた。

「やあ、みんな。ステージ4のガンを患ってしまって、回復の見込みがないんだ。身体中に転移していてね。僕は至って元気で、自分の状況を理解しているよ」とアンディ・アンダーソンは明かして、続けて今後の治療について綴っていた。

彼の訃報は「ポストパンク.com」で報じられており、ザ・キュアーの結成メンバーで彼の近しい友人であるローレンス・トルハーストによってツイッターで伝えられている。現時点で公式の発表はされていない。

ローレンス・トルハーストは次のようにツイートしている。「沈痛な思いと共に、ザ・キュアーの兄弟が亡くなったことを報告しなければいけないんだ。アンディ・アンダーソンは真のジェントルマンで、粋なユーモアのセンスを最後まで持ち続けた素晴らしいミュージシャンだった。最後の最後まで、美しい心を持っていたことを証明してくれたんだ。彼と知り合えたことを幸運に思うよ」

同じくアンディ・アンダーソンの友人であるショーン・ダンモアはフェイスブックで次のように述べている。「アンディ・アンダーソンはきっと、献身的に愛情を与えてくれたファンや友人のみんなに、とても悲しいことに彼が亡くなってしまったことを知ってもらいたいと思っているはずだよ」

「次なる冒険に出たんだ。新しいギグだよ。親切で優しかった彼との素晴らしい思い出を、全員が持っている。アンディはきっと、僕たちに悲しむのではなく、人生の楽しさを祝福して欲しいと思っているはずだよ」

https://www.facebook.com/sean.dunmore.1/posts/2354485281448455

https://www.facebook.com/AndyAnderson60/posts/10215485210017640

アンディ・アンダーソンのフェイスブックにはファンからの追悼メッセージが多く寄せられている。

ソーシャル・メディアでのファンによる追悼の声はこちらから。

「アンディ・アンダーソン。愛らしいジェントルマンで、素晴らしいドラマーだった」

「今日もまた、1人を失った。さようなら、アンディ・アンダーソン。“Shake Dog Shake”での忘れられないドラム・イントロをありがとう」

「1983年に“The Lovecats”をリハーサル中のアンディ・アンダーソン。偉大なる先生の1人よ、安らかに」

「アンディ・アンダーソンに祝福を。これからもずっと心の中に」

「その昔、自分よりも遥かにクールな奴らと一緒に、ミシガン州のデトロイトからアナーバーまでヒッチハイクして、初めてザ・キュアーのライヴを観に行ったんだ。僕たちは冬の猛吹雪なんてものともしなかった。ザ・キュアーのドラムにはアンディ・アンダーソンが座っていたんだ。安らかに、アンディ」

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Just hearing the news that Andy Anderson has died. He served as The Cure's drummer during one of my favorite periods in their career (it was he, after all, who forcefully ushered in the immortal "Shake Dog Shake" on the delirious The Top LP). He also played kit on the underappreciated psychedelic pop masterpiece Blue Sunshine by The Glove (Robert Smith & Steve Severin playing hallucinogenic hooky from their respective bands with #JeanetteLandray on ld vox). Rest in power, sir. #andyanderson #thecure #theglove #bluesunshine #thecurethetop #shakedogshake #bananafishbones #birdmadgirl #thelovecats #thecaterpillar #likeananimal #lookingglassgirl #punishmewithkisses

Andee Blacksugarさん(@andeeblacksugar)がシェアした投稿 –

「アンディ・アンダーソンが亡くなったというニュースを聞いた。アンディ・アンダーソンは、ザ・キュアーの最も好きな時代にドラムを叩いていたんだ(不滅の名曲である『ザ・トップ』の“Shake Dog Shake”で力強いイントロを叩いているのは彼なんだ)。アンディは、ザ・グローヴ(ロバート・スミスとスティーヴ・セヴェリンが、ジャネット・ランドレーをヴォーカルに迎えてそれぞれのバンドにあった幻覚のような特徴を混ぜ合わせているんだ)による、過小評価されているサイケデリック・ポップの傑作『ブルー・サンシャイン』でもドラムを叩いている。力と共に休んでください」

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Peace Andy. #andyanderson #rip #thecure

@ seventeen_secondsがシェアした投稿 –

「アンディは長らくバンドに在籍していたわけではないけど、類稀なるドラマーだった。彼がザ・キュアーに在籍していた短期間の間に作った作品が大好きだった。クリエイティヴで、才能に溢れた人物だった。彼との直接の関わりはないけど、他のザ・キュアーのファンから聞いた限り、とても愛らしい人だったらしい。安らかに」

アンディ・アンダーソンは、ザ・キュアーで元々ドラマーを担当していたローレンス・トルハーストがキーボードに転向した1983年にドラマーとして加入し、1984年までバンドに参加している。アンディ・アンダーソンはバンドの5作目のアルバム『ザ・トップ』に参加しているほか、コンピレーション・アルバムの『ジャパニーズ・ウィスパーズ』や、“Love Cats”や“The Caterpilla”といったシングル、ライヴ・アルバム『コンサート ー ザ・キュアー・ライヴ』に参加している。

アンディ・アンダーソンがザ・キュアーのフロントマンであるロバート・スミスと初めて仕事をしたのは1983年のことで、ロバート・スミスとスージー・アンド・ザ・バンシーズのスティーヴン・セヴェリンによるプロジェクト、ザ・グローヴがリリースした唯一のアルバム『ブルー・サンシャイン』でドラムを担当している。

アンディ・アンダーソンの脱退後は、ボリス・ウィリアムスが代役としてザ・キュアーに加入しており、アンディ・アンダーソンはその後、イギー・ポップやセックス・ピストルズのグレン・マトロック、エドウィン・コリンズ、ピーター・ガブリエル、アイザック・ヘイズなど、多くのアーティストのバンドに参加している。アンディ・アンダーソンはAAミュージックという名前でソロとしても活動していた。

『NME』はアンディ・アンダーソンの代理人にコメントを求めている。

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