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ライアン・アダムスとテイラー・スウィフトは、ライアン・アダムスが全編をカヴァーしたテイラー・スウィフトの最新作『1989』について一緒に語り、テイラー・スウィフトは「あなたがやったことは役者が着眼点を変えることみたいな感じよね」とライアン・アダムスに語っている。

二人は創作過程や受けた影響についてインタヴューで語っており、『GQ』誌の表紙撮影のかたわらで、テイラー・スウィフトがSiriを好きな件など、ちょっと変わったテーマも含め語っている。

テイラー・スウィフトは、楽曲“All You Had To Do Was Stay”の甲高い「Stay」というフレーズは、元カレが目の前に現れて、彼にかろうじて言えたことが、高い音程での「Stay」しかなかったという夢から、曲のコーラスになったことを明かしている。テイラー・スウィフトは、同曲のライアン・アダムスによるカヴァー・ヴァージョンについて、原曲は元々軽い感じだったのに対し、胸が張り裂けるようなものになったと説明している。

ファンが待ち望んでいる『1989』に続くニュー・アルバムについては、「積極的に取り組んではない」とインタヴューは伝えている。

ライアン・アダムスはこれまで書いてきたアルバムごとにーー思いがけず1冊のノートがあることを明かしている。テイラー・スウィフトは、iPhoneのノート・アプリのほうが好きだとし、それまでに書き留めてきた言葉のなかから歌詞に“いいとこどり”をしているという。

ライアン・アダムスはインスピレーションについて訊かれ、「作曲してる時に曲作り中に行き詰まったら、スミスのレコードを聴くんだ。もし作曲がiPhoneだとしたら、充電みたいなものなんだよ」と語っている。

ライアン・アダムスは『1989』のカヴァー・アルバムのアナログ盤を12月にリリースする予定となっている。

二人の対談の模様はこちらから。

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