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モンキーズのベーシストでシンガーのピーター・トークが現地時間2月21日に亡くなったと報じられている。

ピーター・トークは77歳だった。死因については現時点で明らかになっていない。ピーター・トークの妹であるアニー・トーケルソンは『ワシントン・ポスト』紙にこの事実を認めている。

ピーター・トークは1966年に結成されたモンキーズの結成メンバーで、「ザ・モンキーズ・ショー」に出演することで、名声を獲得することとなった。ピーター・トークは燃え尽きたため1968年に脱退しているが、1986年に再びバンドに加わり、その後の再結成にも参加している。ピーター・トークがモンキーズ名義でパフォーマンスを行ったのは2016年に行われた50周年ツアーとなっている。

キャリアの中で“For Pete’s Sake”や“Can You Dig It?”といった複数の楽曲の作曲も行っており、1994年にはソロ・アルバム『ストレンジャー・シングス・ハヴ・ハップンド』もリリースしている。他にもシュー・スウェード・ブルースやフォーク・シンガーのジェイムス・リー・スタンリーをリリースした他、昨年最後のアルバムとなった『リラックス・ユア・マインド』をリリースしている。

2009年にピーター・トークは腺様嚢胞癌が舌で見つかったと診断されている。しかし、病気は完治し、ツアーやリリースを行っている。

ピーター・トークのオフィシャル・フェイスブック・ページでも訃報が投稿されている。「非常に重く、傷ついた心境と共に、我々の友人であり、メンターであり、師であり、素晴らしい魂の持ち主であるピーター・トークがこの世から亡くなったという衝撃的なニュースをお伝えします」

https://www.facebook.com/PHTork1/posts/2532356650112369

「ピーターは自身のファンであるトーキーズのみなさんに感謝していたことをぜひ知ってもらえればと思います。彼の最大の楽しみの一つはみなさんの前に出て、音楽を演奏し、彼が共有したものを楽しんでいるみなさんを見ることでした。多くの感謝と共に、みなさんのご健勝を祈っています」

訃報を受けてソーシャル・メディアではピーター・トークに対して追悼の意が表されており、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは次のようにツイートしている。「ピーター・トークが亡くなったと聞いて悲しいです。モンキーズは素晴らしいと思っていますし、ピーターは惜しまれることになるでしょう。ピーターの友人やファンに愛と慈悲を送ります」

「なんてこと。安らかに、ピーター・トーク。私が小さかった頃、(1960年代に)ビーズのネックレスをくれてありがとう」

主なソーシャル・メディアへの投稿はこちらから。

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