ジョン・ライドンはこのほど、自身が「ポークチョップに近づけない」ことを明かし、これは昔からポークチョップに恐怖心を抱いているためであると語っている。
元セックス・ピストルズのフロントマンであるジョン・ライドンは『オブザーバー』紙に対し、幼少期に髄膜炎で入院したことがきっかけでポークチョップに恐怖心が芽生えたのだと述べている。
「俺は7歳の時に髄膜炎にかかったんだ。3ヵ月もの間、昏睡状態に陥っていて、1年のほとんどを病院で過ごしたんだ。この入院の前日にポークチョップを食べたから、今日に至るまで病気とポークチョップが頭の中で結びついてるってわけさ」
しかし、彼は現在「ポークチョップに近づけない」にもかかわらず、「スモーキーなベーコンに勝るものはない」とも語っている。
一方、ジョン・ライドンは、過去に人気司会者で性的暴行者としても知られるジミー・サヴィルについて話したために、BBCに出入り禁止となったことを明かしている。
ジョン・ライドンは、この件について英ITVのトーク・ショウ「ライフ・ストーリーズ」番組司会者のピアース・モーガンに語っている。1978年に行われたインタヴューについて次のように語った。「俺はサヴィルのような奴は本当に許せないが、周囲は奴を野放しにしていた。俺は自分の心に従い、言うべきことを言ったまでだ。放送ではカットされたけどね」
BBCのラジオ・インタヴューでジョン・ライドンは、ジミー・サヴィルについて「下劣さの極み」であると語り、「皆知ってるけれど誰も話そうとはしない。いろんな噂は俺も聞いているんだ」と付け加えている。
ピアース・モーガンに対し、ジョン・ライドンは更にこう続けている。「この問題行動が物議を醸して、俺はしばらくの間、BBCに出入り禁止になることになった。奴らは直接それが原因とは言わず、何か別の理由とするだろうけれどね」
「俺は間違ってるかい? たくさんの子供たちが『トップ・オブ・ザ・ポップス』を楽しみにしていたと思うが、その一方で奴が何をしていたか周囲は皆知っていたんだ」
この件について、BBCは『NME』に対し、「公式、非公式にかかわらず、出入り禁止にしたという事実は認識していません」とコメントを発表している。
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