ザ・1975のフロントマンであるマシュー・ヒーリーは、ニーナ・シモン、ディアンジェロ、ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー、ホール&オーツの楽曲などが収録された「ベッドタイム・ミックス」をBBCで公開している。
マシュー・ヒーリーは自身のツイッターでこのミックスについてツイートしており、ホール&オーツの“She’s Gone”については「究極の失恋ソング」だとし、ニーナ・シモンに“Don’t Smoke In Bed”は単純に「真実」と評している。
35分に及ぶミックスには多くの昔の楽曲が使用されており、優れたポップ・ミュージックがなく「死ぬほど退屈」というアニー・マックのラジオ番組でのマシュー・ヒーリーのコメントに呼応するものとなっている。「ベッドタイム」というテーマも、バンドのセカンド・アルバム『アイ・ライク・イット・ウェン・ユー・スリープ、フォー・ユー・アー・ソー・ビューティフル・イェット・ソー・アンウェア・オブ・イット』とも繋がるものになっている。
マシュー・ヒーリーは先日、自分たちが「この世代のアンバサダーになりたい」と発言しており、「最近のポップ・ミュージックは全然おもしろくないよ。サウンド的にはものすごくバラエティに富んでて豊かなんだけどね……。ただ、本当にいいバンドがいないんだよな。そこがつまんなくってね。死ぬほど退屈してるよ」と語っている。
ザ・1975の今回のイメージ・チェンジに関して、マシュー・ヒーリーは次のように答えている。「俺たちは、自分たちが昔好きだったバンドようになりたかっただけだよ。自己改革を遂げつつも自然な形で進化したんだ」
ザ・1975は10月初旬に最新シングル“Love Me”をリリースしており、セカンド・アルバムは2月にリリースされる予定となっている。
来月まで公開されているマシュー・ヒーリーによるベッドタイム・ミックスはこちらから。
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