デイヴ・グロールはビリー・アイリッシュに賛辞を送り、ニルヴァーナの熱狂を引き合いに出しながら彼女を真のロック・スターだと語っている。
デイヴ・グロールはカリフォルニア州のビヴァリー・ヒルトン・ホテルで行われたポールスター・ライヴのカンファレンスに出席して、ライヴ・ネイションのCEOであるマイケル・ラピノと行ったトーク・セッションの中でビリー・アイリッシュのコンサートを見に行ったことを明かし、彼女を高く評価している。「少し前に、ビリー・アイリッシュを観に行ったんだ。とんでもなかったよ。信じられなかったね。娘がビリー・アイリッシュにハマっているんだ」
しかし、現地時間2月14日にデイヴ・グロールは該当部分の文字起こししたものを公開し、音楽媒体での「安易な改変」は的外れだとしている。
デイヴ・グロールはインスタグラムで次のように述べている。「『数々の』理由で、そしてビリー・アイリッシュへの敬意を表して、ポールスター・ライヴのカンファレンスで自分が実際に語った言葉の文字おこしを公開したいと思う。完全に的外れの安易な改変が出回っているからね」
デイヴ・グロールが公開した文字起こしはこちらから。
文字おこしの一部には次のように記されている。「そして、娘たちと共に目撃したものはちょうど自分が娘たちの年頃で経験した衝撃と同じものだった。娘たちはビリー・アイリッシュを聴いて、そこに自分を投影しているんだ。彼女は完全に娘たちに繋がっていたんだよ。だから、僕たちはビリー・アイリッシュを見にウィルターンへ行ったんだ。彼女の観客との繋がりは1991年のニルヴァーナで起きたのと同じものだった。観客は歌詞の一言一句を知っていた。自分たちだけの秘密みたいなね」
対談の中でデイヴ・グロールは現在の音楽をめぐるテクノロジーについて分からないと感じていることも認めている。「自分が理解できない変化が音楽業界ではたくさん起きているよね」と彼は語っている。「パンドラとスポティファイの違いすら分からないよ。理解できないんだ。アプリすら持っていないよ、申し訳ないけどね」
来月リリースされるビリー・アイリッシュのデビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー』は、デビューEP『ドント・スマイル・アット・ミー』や一連のシングルに続くものとなっている。
ビリー・アイリッシュは先日“Bury A Friend”と“When I Was Older”をライヴで初めて披露している。ビリー・アイリッシュは現地時間2月11日にベルリンにあるケッセルハウスで公演を行い、熱狂的な観客に向けて最新のセットリストを披露している。
『NME』が選ぶ2019年に注目すべき新人の100人のリストにも選出されているビリー・アイリッシュは今月末よりUKツアーを行うことも発表されている。
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