映画『ボヘミアン・ラプソディ』で主役のフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックは今年の英国アカデミー賞の主演男優賞を受賞している。
現地時間2月10日に英国アカデミー賞の授賞式が行われ、、『バイス』のクリスチャン・ベールや『アリー/スター誕生』のブラッドリー・クーパー、『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン、『僕たちのラストステージ』のスティーヴ・クーガンを押さえて、ラミ・マレックが映画部門の主演俳優賞を受賞している。
The Leading Actor BAFTA goes to… the amazing @ItsRamiMalek for his outstanding transformation into the legendary Freddie Mercury in @BoRhapMovie ???????? #EEBAFTAs #BAFTA pic.twitter.com/tCPduFJ3jS
— BAFTA (@BAFTA) February 10, 2019
「素晴らしい贈り物をくれた英国アカデミー賞に感謝します」とラミ・マレックは受賞スピーチで語っている。「尊敬し、敬愛している俳優の方々と同じグループに括られていることが今も信じられません」
「この賞はみなさんと共有したいと思います。幸運に感謝しています」
ラミ・マレックは次のように続けている。「アウトサイダーとしてこの役で世に出ることは極めて難しいことです。しかし、イギリス人のみなさんはそれを受け入れてくれます。そして、私はみなさんの音楽的遺産がどれだけ神聖なものであるかを分かっています」
「僕を受け入れてくれたことを感謝します」
ラミ・マレックは続けて監督を務めたデクスター・フレッチャーへの感謝を述べているものの、性的虐待疑惑によって監督賞へのノミネートを外された前監督のブライアン・シンガーの名前には言及していない。
「クイーンや、クイーンのファミリーのみなさんに感謝します。みなさんがいなければ、ここにいられませんでした」
「そして、最も偉大なアウトサイダーであり、すべてにおいて揺るがず、断固として妥協することのなかったフレディ・マーキュリーに改めて感謝します」
『ボヘミアン・ラプソディ』は音響賞も受賞している。
一方、クイーンのギタリストであるブライアン・メイは自身のインスタグラムでラミ・マレックの受賞を祝福している。
「おめでとう、ラミ!」とブライアン・メイは述べている。「英国アカデミー賞のみなさんにも感謝します! 音響のチームもおめでとう。相応しいトロフィーを持ち帰ったよ!」
ラミ・マレックは第76回ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞(ドラマ)部門を受賞しているほか、全米映画俳優組合賞で映画部門の主演男優賞を受賞している。
また、『ボヘミアン・ラプソディ』は今年のアカデミー賞で作品賞、主演男優賞、編集賞、音響編集賞、録音賞の5部門にノミネートされている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.