アリアナ・グランデは第61回グラミー賞授賞式でのパフォーマンスを辞退した理由を明かしている。
アリアナ・グランデは現地時間2月10日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催される第61回グラミー賞授賞式に出席しないことを認めている。
グラミー賞のプロデューサーを務めるケン・エールリヒは以前、アリアナ・グランデについて、彼女が「何かを作り上げるには時期が遅すぎる」と感じてしまったために、複数回の交渉の末に決裂してしまったと語っていた。
「ずっと口を閉ざしてきたけど、私についての嘘の話をしているみたいね」とアリアナ・グランデはツイッターに投稿している。「私は一晩もあればパフォーマンスを完成させられるし、あなたもそれは知っているはずよ、ケン。私が出席しないことを決めたのは、あなたたちが私のクリエイティヴィティや自己表現を抑え込もうとしたからよ。授賞式があなたたちの望むようなものになることを願っているし、それ以上のものになることを願っているわ」
i’ve kept my mouth shut but now you’re lying about me. i can pull together a performance over night and you know that, Ken. it was when my creativity & self expression was stifled by you, that i decided not to attend. i hope the show is exactly what you want it to be and more. ????
— Ariana Grande (@ArianaGrande) February 7, 2019
アリアナ・グランデについては当初、最新シングルの“7 Rings”をパフォーマンスすることを主催者側が認めなかったことが授賞式を欠席する理由だと報じられていた。主催者側はメドレーの一部として“7 Rings”をパフォーマンスすることを認めた一方で、2曲目に披露する曲を彼らが決めることを条件に挙げたために、アリアナ・グランデは授賞式への欠席を決めたと報じられていた。
i offered 3 different songs. it’s about collaboration. it’s about feeling supported. it’s about art and honesty. not politics. not doing favors or playing games. it’s just a game y’all.. and i’m sorry but that’s not what music is to me.
— Ariana Grande (@ArianaGrande) February 7, 2019
アリアナ・グランデは今回、主催者側には「3曲をパフォーマンスすることを提示」していたことを明かしている。「コラボレーションを提示したの」とアリアナ・グランデはTwitterに綴っている。「誰かがサポートしてくれているんだっていうことを伝えたかった。芸術や、誠実さを示したかったの。政治的なことじゃないわ。誰かのお願いを叶えることだったり、ゲームに参加するためじゃない。みんな、これは単なるゲームなのよ……ごめんなさい。私にとっての音楽はそうではないの」
アリアナ・グランデがグラミー賞の授賞式でパフォーマンスしていれば、本日リリースされるニュー・アルバム『thank u, next』のリリースから初めてのパフォーマンスとなる予定だった。新作は前作『スウィートナー』のリリースからわずか半年後にリリースされている 。
一方、ケンドリック・ラマーやドレイク、チャイルディッシュ・ガンビーノらもグラミー賞授賞式でのパフォーマンスを辞退したことが報じられており、ケン・エールリヒはグラミー賞が「ヒップホップの世界で問題を抱えている」ことを認めている。
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