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ジャスティン・ビーバーは新たなインタヴューの中で過去に抱えていた問題について赤裸々に語っている。

ジャスティン・ビーバーは2014年の1月に飲酒運転と無免許運転の疑いで逮捕されている。また、彼は以前“Sorry”の盗作疑惑をめぐる裁判を仮病で欠席したとして批判されているほか、2017年にはグラミー賞の事前イベントで男性に頭突きを食らわせたことが報じられている。

今回、ジャスティン・ビーバーは『ヴォーグ』誌によるインタヴューに応じて、若くして名声を得たことがいかにその後の人生における破天荒な振る舞いに繋がってしまったかについて語っている。

「最初の頃は僕もありのままにやっていた」とジャスティン・ビーバーは語っている。「だけど、次第に作られたものになっていって、コントロールされるようになっていったんだ」

「僕は自分を過大評価するようになった。みんな、僕のことが好きなんだってね。自分はイケてるんだって。それがその時の正直な気持ちだよ。僕は傲慢になって、自惚れるようになった。屋内でもサングラスをかけてしまうほどにね」

「そのうち自分が恥ずかしいことをしていることに気がついた。誰とでも寝ていたりだとか、そういうことだよ。(抗不安薬の)ザナックスを使うようになったのも、恥ずかしくてどうしようもなかったからだったと思う」と彼は続けている。「母親からはいつも、女性には敬意を持って接しなさいということを言われていた。頭の中には常にその教えがあったから、そういうことをやっていても楽しめたことはなかったんだ。薬物は、僕自身と僕がやっていることの間に仕切りを作ってくれるようなものでね。かなりダークなところにまで落ちてしまったよ。何度か夜にセキュリティが僕のところへ来て、脈を測って僕がまだ息をしているか確かめに来たこともある」

ジャスティン・ビーバーは「セックスに関する合法的な問題」を抱えていたこと明かして、治療のために1週間におよぶグループセラピーに出席していたことも明かしている。「マットの上に座って、枕を下に置いて、自分の過去をそこに吐き出すんだ」

「僕は、僕が生まれてからのほとんどの期間で母親がうつを抱えてしまっていたことや、父親の癇癪持ちのことを吐き出した。僕にも遺伝していて、僕はそのことを少し不満に思っているんだ」とジャスティン・ビーバーは語っている。

ジャスティン・ビーバーの現時点での最後のアルバムは2015年の『パーパス』となっており、彼はそれに伴う40か国150公演におよぶツアーをわずか半年の間に行っている。しかしながら、ジャスティン・ビーバーはツアーの最後の14公演をキャンセルしており、以降新作はリリースされていない。

「音楽のことだけを考えるのはストレスなんだ」とジャスティン・ビーバーは語っている。「僕は13歳の頃から成功してきた。だから、自分が成し遂げたこと以外で、自分自身について考えられたことがなかったんだ。僕には自分を見つめ直す時間が必要だった。自分はどんな人間なのか、人生に何を求めているのか、人との関係性や、自分がどんな人間になりたいのかということをね。音楽ビジネスにのめり込んでしまうと、そういうものが見えなくなってしまうんだ」

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