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スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは新たなデザインのマスクを制作中の写真を公開している。

ニュー・アルバムを今年リリースすることが見込まれているスリップノットだが、コリィ・テイラーは先日、数々のホラー映画を手掛けてきた特殊メイクアップアーティストのトム・サヴィーニ(『ドーン・オブ・ザ・デッド』、『デイ・オブ・ザ・ナイト』、『13日の金曜日』)と共に新たなデザインのマスクを制作していることを明かしていた。

今回、コリィ・テイラーはメイク室の椅子に座ってトム・サヴィーニらから頭の型を取ってもらっているところを収めた一連の写真を公開している。

「彼は俺にとってのゴッドファーザーなんだ」とコリィ・テイラーはポッドキャスト「レット・ゼア・ビー・トーク」に出演してトム・サヴィーニについて語っている。

「彼と一緒に過ごす機会があって、話をすることができたんだ。実際に彼と仕事をしている友人がいて、その友人を通して知り合ったんだよ。その3人で新しいマスクに一緒に取り組んでいるんだ。すごく嬉しいことだよ」

『アイオワ』や『VOL.3 : (ザ・サブリミナル・ ヴァーシズ)』では日本人アーティストのスクリーミング・マッド・ジョージと共にマスクを制作していたコリィ・テイラーだが、その後は他のアーティストともマスクを制作している。

コリィ・テイラーは2014年に、「メタル・マニア・ラジオ」とのインタヴューの中でバンドのマスクが持つ意味やその変遷について語っている。「アルバムを作るごとに、一部のメンバーのマスクが他よりも劇的に進化していたりするわけだけど、変化そのものは常にあるわけでね。全員がいつも少しずつ変えているんだ。(『『 5:ザ・グレイ・チャプター』』も)例外じゃないよ」と彼は語っている。「俺やクラウン、シド(・ウィルソン)のマスクが一番変わったかもね。進化したんだ」

彼は次のように続けている。「このバンドはアルバムを作るごとに進化しているわけで、マスクもそうなっているのも当然なんだ。俺たち自身も変化しているわけだからね。腰を据えて話し合った上で決めているわけじゃなく、自然にそうなっているんだ。俺たち自身がそうであるように、マスクについても個人の判断を尊重していて、相応しいものを提示してくれるだろうとお互いに信頼しているんだ」

一方、スリップノットは6月にイギリスのダウンロード・フェスティバルでトゥールやデフ・レパードと共にヘッドライナーを務める予定となっている。

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