有望なUKのアーティストを海外にプロモーションするための政府基金の第7回が発表され、13社の16のアーティストに全部で20万ポンド(約3600万円)が支払われることが明らかになっている。
基金を受け取るアーティストで名が知られているアーティストとしては、キャットフィッシュ・アンザ・ザ・ボトルメン、ザ・トワイライト・サッド、クリスタル・ファイターズ、ロワー・ザン・アトランティスらの名前が挙げられている。
『ガーディアン』紙によれば、この基金は250万ポンドが計上されている音楽輸出成長策の予算から支払われるとのことで、この音楽輸出成長策は、アメリカやアジア、ヨーロッパにおけるインディペンデントな音楽企業の成功を援助する目的で、英国貿易投資総省によって2年前に立ち上げられている。
ここ数年間に行われたいくつかのバンドへの補助金についての試算によると、1ポンドの投資に対して8.5ポンドの利益を生んでいるとのことで、これまでに160万ポンドが投資されている。
今回、補助金を受け取る他のアーティストとしては、プチ・ノワール(Petite Noir)、ディナイ・ムーア(Denai Moore)、ザ・ボヒカズ(The Bohicas)、グリーグ・ワッツ/ジョージー・デニス/クリストファー・ウォートリー(Grieg Watts / Georgie Dennis / Christopher Wortley)、マックス・マクエリゴット(=ウルフ・ギャング:Max McElligott)、エフェメラルズ(Ephemerals)、マーティン・ハーリィ(Martin Harley)、ムーレッツ(Moulettes)、ターボウルフ(Turbowolf)、ケロ・ケロ・ボニト(Kero Kero Bonito)が決定している。
これまでに成功を収めた受け取りアーティストには、ドレンジ、パブリック・ブロード・キャスティング、メトロノミー、オー・ワンダー、ヤング・ファーザーズ、バンド・オブ・スカルズなどがいる。
補助金はアーティストによって受け取り額が異なり、5000ポンド(約90万円)から50000ポンド(約900万円)の間で支払われるという。
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