ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは、少年時代のザ・ローリング・ストーンズのメンバーとの関係について語っている。
イギリスで生まれたスラッシュは5歳の頃にアメリカのロサンゼルスに移住しており、母親はミュージシャンのコスチューム・デザイナーを務め、父親はアルバム・ジャケットの制作を行っていた。
スラッシュは現地時間1月27日にオーストラリアのテレビ番組「ザ・プロジェクト」に出演して、「13歳になる頃にはキース・リチャーズと出会っていたそうですが、彼からアドバイスをもらったことはありますか?」という質問に答えている。
「俺が13歳の時の話だよね?」とスラッシュは答えている。「それなら、キース・リチャーズではないよ。ロニー・ウッドの話だね。両親が音楽業界で働いていたから、たくさんのミュージシャンたちに囲まれて育ったんだ。ロニーとは(俳優の)シーモア・カッセルの家で会ったんだよ。スラッシュという名前はシーモアにもらったんだ。けど、当時の俺はギターを弾いていなかったから、そういう面に関してロニーからアドバイスをもらったことはなかったよ」
コメンテーターから当時のゴシップはないかと促されると、スラッシュはジョークを交えて次のように答えている。「ああ、当時起きていたことはみんな知りたくないと思うよ」
スラッシュは先日、ポッドキャスト「WTF・ウィズ ・マーク・マロン」に出演して10代の頃にザ・ローリング・ストーンズの曲を弾いていたことを明かしている。
「途中で(ギターの)レッスンを受けるのを辞めて、独学でやり始めたんだ」とスラッシュは語っている。「キース・リチャーズや(元ザ・クラッシュの)ミック・ジョーンズの曲みたいな、オープン・コードの曲を弾いていたんだ……徹底的にやり込んだというわけではないんだけどね。キースはオープン・コードのテクニックが豊富なんだけど、個人的にはあまりそそられなかったんだ」
「今なら当時よりもたくさんのことを知っているけど、ミック・テイラーのリードギターは大抵、シングル・ノートになっているよね。“Can You Hear Me Knocking”のソロなんかがそうだ。当時はギターを肌身離さず持っていたよ。パナソニック製のテープデッキやカセットの周りを、ギターだけを持って歩き回っていたものさ」
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