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ロジャー・ウォーターズは、10月16日にワシントンD.C.のコンスティテューション・ホールで行われた公演で、ビリー・コーガンとトム・モレロと共演し、ピンク・フロイドの名曲“Comfortably Numb”のカヴァーを披露している。

ロジャー・ウォーターズがサビを歌っている際、ビリー・コーガンはアメリカ海軍のティム・ドンリーと一緒にコーラスを分け合っている。

このコンサートは「ミュージコープス」と題されたチャリティを目的に行われたもので、ライヴは「ミュージック・ヒールズ・ベネフィット」と題され、負傷した兵士とその家族を支援するために開催されている。米『ローリング・ストーン』誌によれば、この日のライヴは、初めてライヴで披露されたピンク・フロイドのシングル“When The Tigers Broke Free”という貴重な幕開けと共に始まったという。

ピンク・フロイドとビリー・コーガンには過去にちょっとした関係があり、スマッシング・パンプキンズが『オセアニア〜海洋の彼方』をリリースする際、アルバムをライヴで披露する際のアプローチについて、ピンク・フロイドのもう一人のメンバー、デヴィッド・ギルモアから影響を受けたことを語っている。

「アルバムをそのまま演奏したいんだ。クラシックみたいなやり方でやってみたいんだよね。それについてはデヴィッド・ギルモアを評価しなきゃならないね。2006年の彼のソロ・ツアーを観てさ、彼はそれをやってたんだ。彼は登場して、『狂気』の曲を演奏しててさ。アルバム全体を演奏してたんだよ。それから“Echoes”や“Comfortably Numb”をやってさ、最高だったね」

ビリー・コーガンは1996年にロックの殿堂へのピンク・フロイドの招待の際に、デヴィッド・ギルモアとリチャード・ライトによる“Comfortably Numb”のアコースティック・パフォーマンスに参加している。

ビリー・コーガンとトム・モレロの共演映像はこちらから。

また、この日披露されたボブ・ディランの“Forever Young”のカヴァーの模様はこちらから。

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