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ポール・サイモンはアメリカのテレビ番組で“One Man’s Ceiling Is Another Man’s Floor”のパフォーマンスを披露している。

ポール・サイモンは昨年9月に通算14作目となるスタジオ・アルバム『イン・ザ・ブルー・ライト』をリリースしており、“One Man’s Ceiling Is Another Man’s Floor”も同作に収録されている。

本作は60年代以来の盟友となるロイ・ハリーと共にポール・サイモンが共同プロデュースした作品で、これまでの作品群から本人がお気に入りの10曲に新解釈を加えたものとなっている。

「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア」のパフォーマンス映像はこちらから。

ポール・サイモンは『イン・ザ・ブルー・ライト』について次のように語っている。「このアルバムに収められた曲は、僕にしてみれば “ほぼ正しい” と思える、一度目は見過ごされてしまった、ちょっと変わった曲の数々だ。アレンジをやり直し、ハーモニーの構造を見直し、曖昧だった歌詞を書き換えることで僕自身、頭の整理ができた。自分は何を言いたかったのか、その当時、何を考えていたのか。そうして、より分かりやすいものに生まれ変わらせることができたんだ」

ポール・サイモンはライナーノーツで次のように述べている。「アーティストにとって、滅多にない珍しい機会なんだ。昔の作品を再訪し、再考し、修正し、場合によっては完全に一部をオリジナルと変えてしまえるというのはね」

「幸い、その機会は素晴らしいミュージシャンたちとの共演というプレゼントまで僕にくれた。ほとんどがレコーディングをするのは初めてのミュージシャンばかりだよ。古い曲が、新たに生まれ変わった様をリスナーには聞いてもらえるだろう。生まれ育った家の古い壁が、新しいペンキで塗り直されたみたいにね」

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