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ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズはバンドの来たる新作や今もツアーを続けている理由について語っている。

ザ・ローリング・ストーンズは現在2005年の『ア・ビガー・バン』以来となるオリジナル・アルバムの制作に取り組んでいる。それ以降のスタジオ・アルバムとしては、ザ・ローリング・ストーンズは2016年にカヴァー・アルバム『ブルー&ロンサム』をリリースしている。

ギタリストのロニー・ウッドは以前、キース・リチャーズとフロントマンのミック・ジャガーが「必ずやいい曲」にしたいと思っていることからアルバムの制作が中断していることを示唆していた。

キース・リチャーズは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューに応じて、5年ぶりとなる来たる全米ツアーの前に1週間スタジオに入る予定があることを明かしている。

キース・リチャーズは休暇中に自分たちが書き上げたものを見直していたとして、次のように語っている。「時には、ライティング作業よりも既に書き上げたものを聴くことに時間を割いて、見直したり、磨き直してみたりする時間に充てることもあるわけでね」とキース・リチャーズは語っている。「ものすごく退屈な作業だよ。工務店みたいな作業だよね」

キース・リチャーズはザ・ローリング・ストーンズの来たるツアーについて話が及ぶと、ツアーを何年間も続けているものの、ツアー中心の生活にウンザリしたことは「一度もない」と語っている。「つまりさ、嫌なものになるわけないだろう? ってことだよ」

「ステージに上がって、自分の好きなことができるわけでね。何度もそういうことができるのは幸運だよ。背中を向けたくなるようなものではないんだよ。分かるだろ」

「それが俺の仕事だ。バンドも同じように感じていると思うよ。全員が全力で取り組んで初めて成立するものだからね。全力で取り組むことで、メンバーたちに敬意を払うことにもなるわけでさ。みんなライヴをやりたくて仕方ないんだよ」

彼は次のように続けている。「『どうして止めたいんだ?』とも思うね。どんな終わり方になるにせよ、違う形で刻まれるべきだと思うね」

キース・リチャーズは昨年、「やめる時が来た」としてお酒をほとんど飲まなくなったことを明かしている。キース・リチャーズはインタヴューの中で「もうウンザリしてしまった」として、「およそ1年くらい」お酒をほとんど断っていると語っている。

インタヴュアーから節制のためかと訊かれると、次のように答えている。「そう言ってもいいかもね。けど、実際にはほとんど変化を感じていないんだ。酒を飲んでいないというだけでね。気が乗らなくなったんだよ。終わりにしたんだ。もうこれ以上飲みたくなかったんだよ」

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