ザ・ビートルズのメンバーのサインが入った、ミック・ジャガーに『時計じかけのオレンジ』に出演するよう求める嘆願書がオークションに出品されるという。
『時計じかけのオレンジ』はアンソニー・バージェスによる小説で、1971年にスタンリー・キューブリックによって映画化されたが、その前に『博士の異常な愛情』の脚本を手がけたテリー・サザーンによって映画化の可能性について取り組まれていたという。
報道によれば、ミック・ジャガーは役柄に興味があったということで、主人公のアレックスを演じてほしいという嘆願書が作られることになった。ザ・ローリング・ストーンズの他のメンバーが「仲間のギャング」となり、サウンドトラックをザ・ビートルズが手がける予定だったという。
この嘆願者には、ザ・ビートルズの4人全員のサインやマリアンヌ・フェイスフルのサインなどが入っている。アートやデザインのオークションを手がける「パドル8(https://paddle8.com/)」を通してオークションに出される予定で、18000ドル(約215万円)から25000ドル(約300万円)の落札額が見込まれている。
ザ・ビートルズの記念品に対する需要は翳りを見せることがなく、先日はマネージャーだったブライアン・エプスタインのサインも入ったバンド初のマネージメント契約書がオークションにかけられている。
この契約書は9月29日にロンドンでサザビーズのロック/ポップ部門のオークションにかけられ、365000ポンド(約6600万円)で落札されている。
この契約書は、1962年にポール・マッカートニーがお風呂に入っていたために会合に遅れたことでブライアン・エプスタインをいらだたせたものの契約されたことで知られるもので、あまりに若く法的に契約することができなかったため、メンバーの両親の何人かも契約書に合意している。
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.