コートニー・ラヴは再結成を発表したビキニ・キルについて「裏切り」だと批判している。
ヴォーカルのキャスリーン・ハンナ、ベーシストのキャシー・ウィルコックス、ドラマーのトビ・ヴェイル、ギタリストのビリー・カレンの4人からなるワシントン出身のビキニ・キルは先週、2019年に再結成をすることを発表してファンを驚かせている。「これは嘘ではありません」とビキニ・キルはツイートしている。「ビキニ・キルがこの春にロサンゼルスとニューヨークで公演を行うことを発表しました」
このニュースは90年代のパンクロック・ファンたちを歓喜させた一方で、コートニー・ラヴはソーシャル・メデイアで彼女らの再結成に対する率直な感想を綴っている。
コートニー・ラヴは『バスト』誌によるインスタグラムの投稿に反応を示し、瞬く間にソールドアウトになった一連の公演の追加公演発表を願う、この投稿に次のようにコメントしている。「ご勝手に。ロックンロール史上最大の裏切りよ」
ユーザーの一人は元ホールのフロントウーマンであるコートニー・ラヴによるこのコメントに同意して、次のように返信している。「ライオット・ガールは自分たちの露出を避けることが『反体制的』だと思ってしまったことで終わった、失敗した実験だった。ビキニ・キルは始まる前から終わったも同然だったんだよ」。コートニー・ラヴは彼のコメントに対し、「まさに!」と返信している。
コートニー・ラヴは続けて、「(ビキニ・キルのうちの)2人は完全にアマチュア」だったとした上で、キャサリーン・ハンナについては「ハイプの得意な人だった」だとしつつも、彼女のペルソナは「ナンセンスな、うわべだけのDIY」だったとしている。
「彼女たちに大きい思想なんて伝えられるわけがない。だって、うんざりだし」とコートニー・ラヴは続けている。「以上!」
コートニー・ラヴとビキニ・キルについては、1995年の公演で一悶着があったことが2015年に報じられている。
ホールのギタリストであるエリック・アーランドソンは、当時のバックステージでの騒動について次のように語っている。「バックステージにたくさんのキャンディが用意してあったんだけどね。コートニーに『ねえ、キャスリーン・ハンナがいるよ。彼女にキャンディをあげなよ』っていうことを言ったら、コートニーは彼女に向かってキャンディを投げつけたんだ」
「みんなは『嘘でしょ。コートニーが彼女の顔を殴った』っていう感じになっていたんだけどさ。僕から見たら、コートニーは単にキャンディを投げただけで、ちょっと顔の方向に手を振っていたに過ぎなかったんだけどね。実際に彼女を殴ったのかどうかは分からないけどさ。けど、それはどっちだっていいんだ。いずれにせよ、クールではなかったよ」
コートニー・ラヴとメリッサ・オフ・ダ・マーは昨年10月、特別な公演で共演してホールの楽曲を演奏している。
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