ヴァンパイア・ウィークエンドは新曲を予告する、謎の2時間に及ぶ動画“120 Minutes of Harmony Hall Guitars”を公開している。
先週、ヴァンパイア・ウィークエンドは18曲を収録したアルバムを今年リリースすることを発表している。フロントマンのエズラ・クーニグは「アルバムが出るまで毎月2曲ずつを3ヶ月にわたって」リリースすることも発表している。
今回公開された2時間のビデオで“Harmony Hall”と“2021”と題した楽曲が現地時間1月24日にリリースされることが明らかになっている。2時間に及ぶ動画はインストゥルメンタルのループとなっており、グラフィックには「The Sacred Tree of the Sephiroth(セフィロスの聖なる樹)」と記されている。
エズラ・クーニグは先日3ヶ月にわたって公開されていく2曲のイニシャルも明かしており、1ヶ月目が「hhと2021」、2ヶ月目が「sとbb」、3ヶ月目が「tlとuw」になるという。
『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』に続くニュー・アルバムは『三菱マキアート』というワーキング・タイトルが明らかにされていたが、最終的にアルバム・タイトルのイニシャルは『FOTB』になることも明らかにされている。
新作についてエズラ・クーニグは先日次のように述べている。「このアルバムの制作/レコーディングのプロセスにかかった時間は『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』とあまり変わらなかった。ただちょっと落ち着くまで前段階で時間がかかったんだ。ミキシングとマスタリングの時間を少し延ばし延ばしにしたことは認めるよ。1日の半分を家族と過ごして、もう半分をアリエル(・レヒトシェイド)の家で過ごすのが、僕にとって理想的な生活リズムだったから、それに別れを告げるのがつらかったんだ」
彼は次のように続けている。「多くのみんなが情報に飢えているなか、僕たちはほとんど情報を出してこなかったよね。まだ制作途中のプロジェクトに関して話すのは好きじゃないんだ。大体いつも言ったことを全部後悔するんだ。結果的に間違っていることが多いから(だから、この5年間に僕が言ったことはすべて無視してほしい)。熱いコメントを残している人たちに応じるために、レコーディングの日記みたいなのを作ろうかとも思ったけど……僕にとってこのアルバムこそがレコーディングの日記なんだ」
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