クイーンのフロントマンであるフレディ・マーキュリーの近い友人だったルディ・ドレザルは、かつて彼がロッド・スチュワートやエルトン・ジョンとグループを結成しようとしていたことについて語っている。
映画監督/プロデューサーのルディ・ドレザルはフレディ・マーキュリーと長く親しくしていたことで知られ、1991年には同年に亡くなったフレディ・マーキュリーが最後に出演したミュージック・ビデオとなったクイーンの“These Are The Days Of Our Lives”のミュージック・ビデオを手掛けている。
ルディ・ドレザルは今や伝説となっているフレディ・マーキュリーのケンジントンの自宅でのパーティーにも度々出席しており、かつてエルトン・ジョンやロッド・スチュワートが出席していた時にフレディ・マーキュリーと共にスーパーグループを結成することについて話し合っていたと語っている。
「フレディは想像する限り最高の家主でね」とルディ・ドレザルは『ニューヨーク・ポスト』紙に語っている。
「フレディはよく僕をプライベートなイベントにも招待してくれて、とあるディナー・パーティーではロッド・スチュワートやエルトン・ジョンと一緒になったんだ。彼らが他のアーティストやお互いの悪口を言い合っていたのを覚えているよ。確かロッドだったと思うんだけど、ノーズ、ティース&ヘアーっていうグループを結成してみないかっていうことを彼が提案したんだ。というのも、ロッドは鼻が大きくて、エルトンは髪の毛に悩んでいたし、フレディは歯が特徴的だったからね!」
ルディ・ドレザルの発言は、かつてロサンゼルスでフレディ・マーキュリーと会った時にグループの結成について話し合ったことを明かしていたロッド・スチュワートによる自伝での証言に続くものとなっている。
「クイーンがロサンゼルスのベル・エアにしばらく家を借りていた時があって、エルトンと僕とで、フレディと一緒にそこで長い夜を過ごしたことがあったんだ。優しくて面白くて、僕はフレディのことが大好きだったよ。3人でスーパーグループを結成できないかっていうことを話していたんだ」とロッド・スチュワートは記している。
「グループ名としては、それぞれの最も特徴的な身体の部分にちなんだ、ノーズ、ティース&ヘアーという名前を想定していてね。ビヴァリー・シスターズみたな格好をすることを念頭に置いていたんだ。ともかく、そのグループが実現することはなかったんだけど、現代の音楽に深く永遠に残り続ける損失になったことは確かだね」
一方、フレディ・マーキュリーの人生を描いた映画『ボヘミアン・ ラプソディ』は先日、ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ドラマ部門)を受賞しているほか、フレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックも主演男優賞(ドラマ部門)を受賞している。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.