ヤングブラッドはこれまでで最大のアンセムと言える楽曲の一つ“Loner”のミュージック・ビデオが公開されている。
ミュージック・ビデオは、本名をドミニク・ハリソンというヤングブラッドが地元であるドンカスターでパフォーマンスを行うというもので、彼が初めてギグを行ったライヴハウスや祖母の家など、大きな意味を持つ由来の場所で撮影されている。
「この曲を作ったのは自分の出自だったり、人となりを反映した曲を作りたいと思ったからなんだ。ファンや僕のことをまだ知らない人たちを自宅のリビングに招待して、一緒に紅茶を飲みたいと思ってね。夜中の2時に水を一杯飲むようなドミニクとは一体どんな奴なのかを知ってもらいたいと思ったんだ」とドミニク・ハリソンは語っている。
「けど、最終的には、何かが起きて物事がどう変化しようとも、自分はファンのおかげで今の位置まで来ることができたイングランド北部出身の21歳のキッズに過ぎないっていうことを、自分自身に言い聞かせないといけないとも思ったんだ。それを忘れてしまったら、危ない領域に飛び込むことになるからね」
ドミニク・ハリソンはミュージック・ビデオについて次のように説明している。「ミュージック・ビデオは学校の友達と一緒に、祖母の家や初めてライヴをやった会場で撮影したんだ。この曲では、どれだけたくさんの人たちに囲まれているように見えても、僕がずっと孤独を抱えていたことについて歌っているんだよ。太陽が昇って目を覚ました時に感じる、理由の分からない不安について歌っているんだ」
「この曲を書いた時は90年代のブリットポップを聴いていたんだ。僕はいつも、現代的でフレッシュな視点を取り入れながらブリットポップを自分のサウンドとミックスさせたいと思っていてね。この曲を作っていた時は、音のギアを5つ上げることを目指していたんだ」
一方、ヤングブラッドは先日、「ヒップホップのアーティストたち」とセカンド・アルバムに取り組んでいることを明かしている。
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