Max Siedentopf

Photo: Max Siedentopf

TOTOの“Africa”を、タイトルにもなっているアフリカで流し続ける、新たなアート・インスタレーション作品が登場している。

このプロジェクトはナミビア共和国出身のアーティスト、マックス・ジーデントップによる作品で、ナミビア共和国の砂漠に作られた7つの白い台座で構成されていると。

最も高い台座の頂点には1曲だけを再生するよう設定されたMP3プレイヤーが設置され、砂漠に響かせるように、そのMP3プレイヤーを取り囲むように6つのスピーカーが台座に設置された作品となっている。

このプロジェクトについてマックス・ジーデントップは次のように説明している。「楽曲はループで再生されるようになっており、TOTOの楽曲を永遠に再生し続けるために、このインスタレーションは太陽光発電で稼働しています」

「私はこの曲に究極のオマージュを捧げ、物理的に“Africa”をアフリカで展示してみたかったのです」とマックス・ジーデントップはBBCに語っている。

「ナミビア共和国の人でも気に入ってくれている人がいますし、これまでで最悪のサウンド・インスタレーションだと言う人もいます。私はそれを素晴らしい褒め言葉だと考えています」

彼はこのプロジェクトの成功について野心的で、5500万年再生し続けることを望んでいるという。

「このインスタレーションの多くの部分はできる限り耐久性があるようにと考えられています。しかし、砂漠の過酷な環境によって最終的にインスタレーションが壊れてしまうことも覚悟しています」と彼は続けている。

マックス・ジーデントップのプロジェクト以外でもTOTOによる1982年発表の楽曲である“Africa”は様々な注目を集めチエル。

2018年8月、バーガーキングはロンドンの店舗で1日中同曲を再生し続ける計画を発表しているほか、ウィーザーはソーシャル・メディアでの運動を受けて、同曲のカヴァーをリリースしている。

また、それを受けてTOTOもウィーザーの“Hash Pipe”をカヴァーしている。

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