ロンドンの代表的なナイトクラブ、ファブリックがソーシャル・メディアに黒1色の画像を投稿したことで、閉鎖が近づいているのではないかという憶測が生まれている。
ファブリックのツイッター、インスタグラム、オフィシャル・サイトでは、黒1色の正方形の画像が投稿されている。また、フェイスブックのアカウントも削除されている。
『クラック』マガジンによれば、ファブリックのエントランスも板で閉鎖されているという。『NME』は記事執筆時点でファブリックからコメントを得られていない。
しかし、「レジデント・アドバイザー」のサイトによれば、ファブリックでは3月末までの公演が予定されているという。
ツイートやインスタグラムへの投稿は以下の通り。
— fabriclondon (@fabriclondon) January 14, 2019
2016年にもファブリックはドラッグ関連の死亡事件が複数起きたことを受けて、一度は営業免許を無効とされたが、なんとか閉店を免れていた。
2016年9月7日、イズリントン議会では7時間に及ぶ会議が行われて、ファブリックは一度閉店を迫られている。
しかし、ファブリックは、イズリントン議会による営業停止の決定が出ると、すぐさま変更を求めて申し立てを行い、11月にはイズリントン議会とファブリックのオーナーによる長い議論を経て、営業免許を取り戻している。
声明の中で、ファブリックのオーナーらは「営業許可のための多くの新しい追加条件を提示し、そのすべてがクラブでのドラッグ所持、使用、売買への許容をゼロとすることを保証するものとして考案されたものである」と説明していた。
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