レッド・ツェッペリンは歴代の楽曲のデジタルやストリーミングでの売り上げが明らかになっている。
米『ビルボード』誌は今回、レッド・ツェッペリンの歴代の楽曲のデジタルでの売上をニールセンが集計したランキングを掲載している。レッド・ツェッペリンは2007年の11月にデジタルでの配信を、2015年の12月にストリーミングでの配信をスタートしており、ニールセンのリストはそれぞれの期間から2018年7月12日までの各楽曲の売り上げを集計したものとなっている。
レッド・ツェッペリンの94曲からなるこのリストは、「iTunesなどのダウンロード・ストアやスポティファイを初めとしたオンデマンド・サービスでの配信がスタートしてからの、デジタルでの売り上げに基づいて」集計したものだという。最もデジタルで売り上げた楽曲は“Stairway to Heaven”となっており、集計期間中に290万3,223.42ドル(約3億1,400万円)を売り上げたという。
全94曲のリストの94番目には、1974年のインストゥルメンタルの音源である“Swan Song”がランクインしている。同曲はYouTubeでブートレグ版が公開されているのみで、わずかに241.20ドル(約2万6,000円)を稼ぎ出したのみとなっている。“Swan Song”はその後、ジミー・ペイジがレッド・ツェッペリンの解散後に結成したザ・ファームによって“Midnight Moonlight”として新たな楽曲となっている。
レッド・ツェッペリンがデジタルで最も売り上げた上位11曲のランキングは以下の通り。
1. Stairway to Heaven (290万3,223.42ドル/約3億1,400万円)
2. Kashmir (142万1,130.32ドル/約1億5,300万円)
3. Immigrant Song (130万6,140.94ドル/約1億4,000万円)
4. Black Dog (116万7,232.19ドル/約1億2,600万円)
5. Whole Lotta Love (103万4,129.29ドル/約1億1,200万円)
6. Ramble On (88万8,793.61ドル/約9,600万円)
7. Over the Hills and Far Away (75万7,125.57ドル/約8,200万円)
8. Goin’ to California (69万4,689.56ドル/約7,500万円)
9. Rock n’ Roll (63万6,985.97ドル/約6,900万円)
10. D’yer Mak’er (55万3,459.73ドル/約6,000万円)
11. When the Levee Breaks (54万7,514.60ドル/約5,900万円)
全94曲のリストはこちらから。
https://www.billboard.com/articles/business/8492597/led-zeppelin-50-every-song-ranked-by-revenue-generated
先日、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジはインタヴューの中で2019年の展望について語っている。
2018年が結成50周年だったレッド・ツェッペリンは、ライヴ・アルバム『永遠の詩(狂熱のライヴ)』のリマスター盤がリリースされたほか、メンバーが全面的に協力した公式ブック『LED ZEPPELIN by LED ZEPPELIN』も刊行されている。
衛星ラジオ局「シリウスXM」に出演したジミー・ペイジは50周年に関連した更なるプロジェクトがあるのかと訊かれて、次のように答えている。「常に頭にはあるんだ。これからに向けたリリース・スケジュールを常に考えているんだよ。実際、それからそれたことはなくてね。もちろん、前に進めていくプロジェクトのアイディアはこれまでもあったわけだけど、でも、そう、時間がかかるんだ。だから、今は本を出して、素晴らしいものになったわけだからね。今後、何が出るかは分からないよ。僕としてはね。現時点で言うことはできないね」
さらに2019年にジミー・ペイジから何かしら新たなものは出されるのかと訊かれて、次のように答えている。「ああ、そうだな。それはまた違う話だけど、あるよ。間違いなくジミー・ペイジからはなにかしらを受け取ることになるよ。それは保証できるね」
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