フランク・オーシャンはソーシャル・メディアやスキンケア、政治的な姿勢について語った貴重なインタヴューが新たに公開されている。
フランク・オーシャンは今回「Beats 1」の自身の番組である「ブロンデッド」で共に司会を務めているヴィジンとエメット・クラダスによって行われたインタヴューが『GQ』誌に掲載されている。フランク・オーシャンは2018年に同番組を中間選挙の時期とクリスマスの時期に2回放送している。
インタヴューの注目すべき点の一つとして、フランク・オーシャンは2018年の中間選挙の時期に行った自身の政治的な活動について語っている。フランク・オーシャンは当時、中間選挙で投票したファンに無料でマーチャンダイズを提供していた。
「以前よりリスクは増していると思うよ」とフランク・オーシャンはアメリカの現在の政治的な状況について語っている。「人々を投票へと向かわせて、中間選挙に向けて盛り上がるというアイディアには興奮したね。普段は中間選挙なんて盛り上がらないわけだからね」
「普段は投票に行かないような7000人から8000人の人たちを投票に向かわせたという事実は著名人にできること、みんなの声を後押しできることの証拠だよね。あの時は特に重要なことだと思ったんだ。過去にもこういうことは何度もあったのかもしれないけど、責任感というよりもむしろ、これまでも今も自分に与えられた素晴らしい機会だと考えているよ」
フランク・オーシャンはまた、非公開だった自身のインスタグラムのアカウントを昨年の11月に公開したことについても語っている。「周囲が考えている自分と、実際の自分が一致していないような気がしていたんだ」とフランク・オーシャンは語っている。
「あとは対話や協議、会話という概念だよね。テレビとは違って、オーディエンスが割って入って来られる劇場みたいなことだよね」
昨年2月に多くの評価を得ることとなった“Moon River”のカヴァーを公開しているフランク・オーシャンだが、カヴァーする曲を決める基準についても語っている。
「しばらくその曲と共にしてみて、まずは解釈する価値があるものかどうかを見なきゃならないんだ。自分なら何ができるだろうとか、どう自分の歌声を入れ込んでいこうだとかね」
同じインタヴューの中で、フランク・オーシャンはニューヨークに引っ越したことにも言及して、ニューヨークの「エネルギーが気に入っている」と語っているほか、2019年の目標について「自分のジュエリー」を発売することだと明かしている。
また、最も重要な発言の一つとして、日々のスキンケアについても語っている。
「何年か前に、母親から『あなたの肌はデリケートなんだから、帽子の内側にシルクを縫ってくれるような人を見つけなさい』って言われたことがあるんだ。母親の言うことは聞かなかったけど、僕はナイトクリームの信者なんだ」
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