ボブ・ディランはネットフリックスで配信される「ローリング・サンダー・レヴュー」ツアーについてのドキュメンタリー作品の監督をマーティン・スコセッシが務めることが明らかになっている。
『ヴァラエティ』誌によれば、「ローリング・サンダー・レヴュー : ア・ボブ・ディラン・ストーリー(原題)」と題された本作は、1975年から1976年にかけてジョーン・バエズやTボーン・バーネット、ミック・ロンソンらを迎えて行われたツアーを追ったものになるという。
ネットフリックスによれば、本作は「ドキュメンタリー、コンサート映像、うなされるような夢で構成されている」としており、配信日については現時点で明らかになっていない。また、本作にはボブ・ディランのインタヴュー映像も収録されるという。
マーティン・スコセッシがボブ・ディランの作品を手掛けるのは今回が初めてではない。マーティン・スコセッシは2005年発表のグラミー賞を受賞したドキュメンタリー『ノー・ディレクション・ホーム』を手掛けている。同作は1961年から1965年にかけてのボブ・ディランの進化を捉えたもので、IMDBによれば「フォーク・シンガーからプロテスト・シンガー、そして『世代を代表する声』からロック・スター」に至るまで過程を追ったものとなっている。
ボブ・ディランはまた、1975年に発表した名作『血の轍』が『君の名前で僕を呼んで』や『サスペリア』を手掛けたルカ・グァダニーノによって映画化されることが昨年の10月に報じられている。
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