フォールズは『エヴリシング・ノット・セイヴド・ウィル・ビー・ロスト パート1&2』という2枚のニュー・アルバムのティーザー映像が公開されている。
オックスフォード出身のフォールズは昨年の11月より新作が2019年にリリースされる可能性が示唆されており、ファンは新作に関するニュースを待ちわびていた。フォールズは日本時間1月9日深夜0時に終了したカウントダウンの投稿を経て、30秒間のティーザー映像を公開している。
ティーザー映像は、荒涼とした雪原を走る人や火のついた人間の映像に、物悲しいシネマティックなアンビエントなサウンドが流れるというものになっている。
ティーザー映像はこちらから。
フォールズはその後ファンの質問に応じる形で、新作が2部構成の1枚のアルバムではなく、2枚のアルバムになることをインスタグラムで明かしている。
また、フォールズはソーシャル・メディアのプロフィール写真も4人のものに変更されている。
フォールズの新作は昨年の1月にベーシストのワルター・ジャーヴァースが脱退して以来、初めてのアルバムになる。
「僕らのファン全員へ」とフォールズは昨年に声明を発表している。「残念ながら、僕らの友人であるワルターが新たな人生を追求するためにバンドを離れることを決意したことを発表しなければならないんだ。別れは悲しいけど、僕らはしっかりとした友人であり続けるよ。彼はこれからもずっと兄弟だ。彼のことが大好きだし、彼の今後の船出がうまくいくことを願ってる」
「僕らは素晴らしい12年間を過ごし、一緒にツアーに出て、小さな郵便トラックからピラミッド・ステージ、その先まで辿り着いたんだ。これは一つの章の終わりだけど、本の終わりではないんだ」
フォールズは次のように続けている。「彼の年月とエネルギーと情熱のすべてに感謝したいし、みんなにも初期から今後までサポートしてくれたすべてに感謝したいんだ」
「僕らは新曲を作っていて、5枚目のアルバムに取り組んでいるところなんだ。これまでで最高のものになるよ。ぜひ耳を傾けてくれていて」
バンドは以前、2017年10月からスタジオに入っていることを明かしていた。同年の7月に行った『NME』とのインタヴューでヤニス・フィリッパケスは次のように語っている。「世間の出来事は間違いなく僕ら一人一人の考え方に影響を与えているよ」
「歌詞や音楽を書く時には、自分1人で世の中の出来事と対話しているような気分になるんだ。きっと歌詞にも表れてくるんじゃないかな。政治的な情勢だけでなく、今起きている環境問題とかね。そういうのも反映されることになると思う」
フォールズは既に2019年のツアー日程を発表しており、ニューカッスルで開催されるディス・イズ・ トゥモロー・フェスティバルや、クロアチアのインミュージック・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが発表されている。
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