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1969年のウッドストック・フェスティバルの主催者は50周年を記念したオフィシャル・フェスティバルを計画していることを発表している。

ウッドストック・フェスティバルはニューヨーク州ベセルで1969年の8月15日から18日にわたって開催され、40万人が訪れたとされており、長きにわたって音楽史における伝説的なフェスティバルとされている。フェスティバルではジミ・ヘンドリックス、ザ・フー、ジャニス・ジョプリン、スライ&ザ・ファミリー・ストーンなどが、有名なステージを繰り広げた。

オリジナルのウッドストック・フェスティバルの共同主催者にして共同プロデューサーであるマイケル・ラングは現地時間1月9日に今回開催される50周年を記念したフェスティバルを計画していることを発表し、「1969年のフェスティバルに対する唯一の公認の記念イベント」になるとしている。

ウッドストック・ミュージック&アーツ・フェア2019と題された、この3日間のイベントはベセルよりもニューヨーク州北部となるワトキンス・グレンの100エイカーの土地で、8月16日から18日にわたって開催される。フェスティバルにはロック、ヒップホップ、カントリーの大スターや注目株など、60を超えるアーティストが3つのステージに出演する予定だという。第1弾アーティストは来月発表される予定となっている。

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「憶測を終わりにして、正式にウッドストック50を発表する時が来ました」とマイケル・ラングはプレス・リリースで述べている。「1969年のオリジナルのフェスティバルは、公民権運動、女性の権利、反戦運動といった闘わずにはいられなかった問題に対する当時の若者からのリアクションであり、私たちのミッションはラヴ&ピースと音楽を共有しようというものでした」

「現在もこの国には似たような断絶があり、そして、我々が学んだことは音楽には人々を団結させる力があるということです。なので、今こそウッドストックの精神を甦らせ、参加し、我々の声を上げる時なのです」

『ニューヨーク・タイムズ』紙にマイケル・ラングはウッドストック50にとって改革運動こそが最重要事項になってほしいという自身の希望を語っている。「単にコンサートが行われる以上のことにしたいのです。そして、人々が立ち上がり、声を上げ、投票へと向かわせるこの試みに多くのバンドが参加してくれることを願っています。もし自分の感じていることを体現してくれる候補者がいないのであれば、そうした人物を探す、ないしは、自分自身が出馬してほしいのです」

プレス・リリースによれば、1月末には18歳から25歳の大学生を対象とした限定数の早割チケットが発売されるという。100000万枚を超えるチケットの一般発売については今後数週間のうちに発表される予定となっている。

なお、オリジナルのウッドストックが開催された現地ベセルではベセル・ウッズ・ミュージック・アンド・カルチャー・フェスティバルというフェスティバルが同日に開催されることも先日発表されている。

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