スリーター・キニーはセイント・ヴィンセントと共に新曲に取り組んでいることを明かしている。
昨年、『NME』のインタヴューの中でセイント・ヴィンセントことアニー・クラークは自身の次のアルバムの前に『ドリアン・グレイの肖像』の映画化に取り組むほか、「いくつかの音源のプロデュース」を手がけると語っていた。
今回、スリーター・キニーはスタジオのコントロール卓にいるセイント・ヴィンセントとの写真を公開しており、プロデューサーに招いたことを明かしている。
NPRに対してギタリストのキャリー・ブラウンスタインは新作について次のように語っている。「ずっとスタジオに戻ることは計画してたの。問題はいつかってことよね。このアルバムに最大の方針があるとすれば、自分たちの使っていたツールが不十分だと判明したことだった。比喩的な意味でも、文字通りの意味でも、新しいものを求めていたのよ」
セイント・ヴィンセントは昨年スリーター・キニーの“Modern Girl”をカヴァーしているほか、『マスセダクション』のプロモーションのためにアニー・クラークがインタヴューを受けるコメディ映像でキャリー・ブラウンスタインは脚本を手掛けている。
スリーター・キニーは2015年に10年ぶりとなった最新作『ノー・シティーズ・トゥ・ラヴ』をリリースしている。
セイント・ヴィンセントは『NME』に自身の次回作については「すごくヘヴィーで、ハードになるはずよ」と語っている。
「次がどうなるかは分からないんだけどね」と彼女は続けている。「でも、ずっと持ってる過激なアイディアもあるの。それは『スキニー・パピーとディリンジャー・エスケープ・プランの融合』みたいなものなんだけどね。でも、聴いてもらえれば、音楽がどんなものを求めているか分かるはずよ」
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