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グラストンベリー・フェスティバルの主催者であるエミリー・イーヴィスはジャネール・モネイが今年のウェスト・ホルツ・ステージでトリを務めることを明らかにしている。

エミリー・イーヴィスは現地時間1月7日にBBC 6ミュージックのローレン・ラヴァーンの番組に出演して、今年のグラストンベリー・フェスティバルのラインナップとそのブッキングについて「90%は出来上がっている」とした上で、「今は最後の10%の決定に取り掛かっている」ところだと明かしている。

今年のグラストンベリー・フェスティバルについてはこれまで、メイン・ステージであるピラミッド・ステージの1人目のヘッドライナーとしてストームジーの出演が発表されていたほか、カイリー・ミノーグがレジェンド枠として出演することが発表されているのみとなっていた。エミリー・イーヴィスは今回、2018年発表のアルバム『ダーティ・コンピューター』で成功を収めたジャネール・モネイが出演することを発表している。

「ジャネール・モネイがウェスト・ホルツ・ステージのヘッドライナーを務めるわ」とエミリー・イーヴィスは語っている。「彼女が最後に出演してくれた2015年のステージは見事だったし、本当に素晴らしかったわ。もしも音がない状態で観ていたとしても、素晴らしいことには変わりなかったはずよ。忘れられない瞬間になると思うわ」

エミリー・イーヴィスは同じインタヴューの中で今年のグラストンベリー・フェスティバルにおける変更点についても言及しており、アルカディアが完全に新しいデザインによる新しいエリアになるほか、ブロック9は「衝撃的な」インスタレーションと共に拡大されること、「ザ・パーク・ステージ」がデザインを一新して新たに生まれ変わることを明かしている。

エミリー・イーヴィスは昨年、会場の変更点について『NME』に次のように語っている。「(ザ・パークのステージについては)革新的な変更を加えて、手直しをしてみようと思っていてね。昨日の夜中の2時にザ・パーク・ステージを歩いて、あらゆる場所から丘の上を見上げてみた時に、どの光景も素晴らしくて、最高だと思ったの」

「それで、アイディアを突然思い立って、それが実現すればすごく革新的だと思ったし、『最高にクールなはず』って思ったの。1年間の猶予でできるようなものではないけど、 (2018年は開催されなかったことに言及して)2年もあれば時間もできるでしょ」

エミリー・イーヴィスは次のように続けている。「このフェスティバルの重要なところは、チームにいる人たちのほとんどがすごく献身的で、何事にも全力で取り組んでくれるような人たちで運営されているということなの。できる限りの素晴らしいフェスティバルにできるよう、みんなが全力を注いでいるわ。フェスティバルを成り立たせるためにどれだけ多くの人たちが働いているのかと思うと、感傷的になってしまうほどよ。(1年間の)休息は彼らにとってもありがたいんじゃないかしら」

今年のグラストンベリー・フェスティバルについては他に、ポール・マッカートニーやザ・キュアー、ラナ・デル・レイ、アークティック・モンキーズらの出演が噂されている。また、エミリー・イーヴィスが出演した番組の中でローリン・ヒルの名前に言及したことで彼女の出演も噂されているほか、スパイス・ガールズのメル・Bはグループの出演に向けて話し合いの場を持ったことが報じられている。

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