GETTY

Photo: GETTY

メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒは2018年によく聴いていた音楽としてアークティック・モンキーズの名前を挙げている。

ラーズ・ウルリッヒは『マクシム』誌のインタヴューに応じて、素晴らしいと感じた最近の音楽はあるかという質問に答えている。

「運動をしている時だったり、どこかへ車で移動する時には、アークティック・モンキーズを比較的よく聴いていたよ」とラーズ・ウルリッヒは答えている。「5月にリリースされた彼らの新作は見事なアルバムだと思うよ。あれを聴くと、もう一度彼らのカタログを聴き直してみたくなるんだ。彼らのアルバムは、それぞれが違ったものになっているからね」

「彼らの過去のアルバムをもう一度聴き直すと、5年前や8年前に聴いた時とは違う理由で恋に落ちるんだ。2018年に聴いていたものを思い浮かべた時に、アークティック・モンキーズを主に聴いていたことは間違いないね。けど、最近はもっぱらオフの時間には映画を観ているんだけどね」

ラーズ・ウルリッヒがアークティック・モンキーズに賛辞を寄せたのは今回が初めてではない。メタリカは2012年に「オリオン・ミュージック + モアー」と題したフェスティバルをニュージャージー州で開催した際、アークティック・モンキーズをそのラインナップに迎えている。

ラーズ・ウルリッヒは当時、アークティック・モンキーズについて、メタリカによる最初のフェスティバルの出演者として相応しいヘヴィーな一面を秘めていると語っている。「俺にとって、アークティック・モンキーズに出演してもらうことはとても重要だったんだ」とラーズ・ウルリッヒは語っている。「彼らのことは、インディー・バンドに扮したヘヴィ・メタル・バンドだと俺は思っていてね……“Perhaps Vampires Is A Bit Strong But…”のような楽曲を聴けば、そこにはラッシュを彷彿とさせる要素が入っているんだ」

また、音楽サイト「ブラバーマウス」によれば、ラーズ・ウルリッヒは3年前にもアークティック・モンキーズに言及したことがあるといい、頭から離れない楽曲として彼らの『AM』に収録されている“R U Mine?”を挙げている。「あの曲がリリースされてから、もう900万回は聴いたと思うよ。子供たちが大好きなんだ」とラーズ・ウルリッヒは語っている。

「子供たちには、幼い頃からロックを聞かせているんだけどさ。一番上の子供がこの“R U Mine?”を最初に聴き始めて、その後で下の2人も聴き始めたという感じなんだけどね。『おい、自分でバンドを探せよ!』って喧嘩を始めて、『俺がお前らに教えてやったんだから、喧嘩はやめろ』って言わなければいけないほどだったんだ」

アークティック・モンキーズは先月、新曲“Anyways”の音源が公開されている。

この曲は今年5月にリリースされた最新作『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』よりシングルカットされる表題曲“Tranquility Base Hotel & Casino”のB面に収録される楽曲となっている。

“Anyways”の音源はこちらから。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ