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モトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーはドナルド・トランプ大統領について、彼が司会を務めていたNBCのリアリティ番組リアリティ番組「アプレンティス/セレブたちのビジネス・ バトル」や彼の支持者に言及して改めて批判している。

トミー・リーは現地時間12月22日に、ツイッターでドナルド・トランプ大統領について次のように批判している。「なあ、ドナルド・トランプ。俺たちの美しい国はリアリティ番組じゃないんだ! 『アプレンティス』の司会に戻れ! そこから出て行ってくれよ」

トミー・リーの批判は、アメリカの一部政府機関が同日から閉鎖していることを受けてのものと見られている。アメリカの議会ではドナルド・トランプ大統領が望むメキシコとの国境間に建てる壁の建設費を巡って与野党が対立しており、予算案が成立せずに一部政府機関が現在まで閉鎖する事態となっている。また、一部の政府機関が閉鎖に追い込まれるのは今年に入ってから3度目となっている。

トミー・リーのツイートにはドナルド・トランプ大統領の支持者も反応を示しており、その一人は次のようにツイートしている。「ドラムを叩くのか自分の肉を叩くのかどっちかにしろよ。いい選択をな」。トミー・リーはこのツイートに対し、次のように返信している。「これこそが問題なんだよ。トランプのバカな支持者どもは愛を綴ることすらまともにできやしないんだ」

トミー・リーがドナルド・トランプ大統領を批判するのは今回が初めてではない。トミー・リーは昨年、ドナルド・トランプ大統領について「正真正銘のアホ」であり、彼に投票した人々は「クソ野郎」だと批判するツイートを投稿している。

また、2016年の11月にドナルド・トランプの大統領就任が決定的になった際には、「一体全体何が起きているんだ?」とツイートしている。

トミー・リーは、先月のカリフォルニアの火災に対するドナルド・トランプのコメントについても批判している。ドナルド・トランプ大統領は先日、山火事について「森林管理の杜撰さ」以外の「原因はない」とツイートしている。トミー・リーはドナルド・トランプ大統領に対して次のようにツイートしている。「これ以上、無神経になれるっていうのかい? お前はしょうもない間抜けだよ」

一方、モトリー・クルーは先日、伝記映像作品『ザ・ダート(原題)』の配信日が発表されている。

2001年に刊行された自伝『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』の原作とする本作は2006年より制作が進められてきた。最終的に撮影は今年行われ、バンドも映像作品のプロデューサーを務めている。

フロントマンのヴィンス・ニールは配信日についてツイッターで次のように伝えている。「ワオ!!! ネットフリックスのオフィスを出たところだけど、『ザ・ダート』の映像作品を観たんだ!! ものすごく素晴らしかったよ!! みんなに観てもらえるのが待ちきれないよ。3月22日の配信だよ!!」ネットフリックスの担当者もこの配信日を認めている。

この映像作品ではヴィンス・ニールを俳優のダニエル・ウェーバーが演じており、ラッパーのマシン・ガン・ケリーがトミー・リーを、ダグラス・ブースがニッキー・シックスを、「ゲーム・オブ・スローンズ」への出演で知られるイワン・リオンがミック・マーズを演じている。

モトリー・クルーはトミー・リーとニッキー・シックスが一緒にスタジオにいる公開されており、映像作品のサウンドトラックのために4曲の新曲をレコーディングしたことを発表している。

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