PRESS

Photo: PRESS

ザ・クークスのリード・シンガーであるルーク・プリチャードとギタリストのヒュー・ハリスは、かつてザ・ローリング・ストーンズのサポート・アクトを務めた際にミック・ジャガーとランチに行った逸話について語っている。

ルーク・プリチャードとヒュー・ハリスは「ラジオX」のゴードン・スマートが司会を務める「ディス・フィーリングTV」に出演して、過去数年間にザ・ローリング・ストーンズなどの大物アーティストのサポート・アクトを務めたことについて話題が及んでいる。

「信じられないよね。何でこんなに何度も僕たちを呼んでくれるのか分からないけどさ。きっとギャラが安いんだろうね」とヒュー・ハリスはこれまでに何度もザ・ローリング・ストーンズのサポート・アクトを務めていることについて語っている。

ステージに立つ際のアドバイスをミック・ジャガーからもらったことはあるかと訊かれると、ルーク・プリチャードは次のように語っている。「一度、一緒にランチに行ったことがあるんだけど、あれは最高だったね。実を言うと、僕が彼にランチを奢ったんだ。彼はシャンパンを一杯とカニのサラダを頼んでいたよ。会話も楽しめたし、実際、質問もしたんだ。彼の考え方を学びたいと思ってね。僕にとって彼はミック・ジャガーその人でしかないんだ。僕が小さかった頃から、僕にとっての最も偉大な人物なんだよ」とルーク・プリチャードが語ると、ヒュー・ハリスは「『自分のランチに金は払うな』っていうアドバイスだね」と冗談を飛ばしている。

ルーク・プリチャードは次のように続けている。「恐らく僕が学んだのは、彼が他の音楽にもすごく情熱を傾けているということだね。それもあって、彼は自分のことをあまり話したがらないんだ。彼は本当にブルースやロックンロールが大好きでね。他の人の話だったり、その人たちが彼のために何をしたかっていうことを話してたんだ。まあ、けど、僕はアドバイスに気が付いてすらいなかったのかもね。『悪いけど、俺はもう出るよ』って言われて、お開きになったんだけどさ。カウンターでお金を払って行ってくれるのかと思ったんだけど、そうじゃなかったね。けど、誤解しないでくれよ。僕は喜んで払ったんだからさ」

ルーク・プリチャードとヒュー・ハリスのインタヴュー映像はこちらから。

“Naive”と“Pamela”のフル・パフォーマンス映像はこちらから。

同じインタヴューの中でルーク・プリチャードとヒュー・ハリスは来年の6月にロンドンのフィンズベリー・パークで行われる「コミュニティ・フェスティバル」でヘッドライナーを務めることについても語っている。

「僕らにとってはとても大きなことだよ。UKのフェスティバルでは初のヘッドライナーだからね。参加するには素晴らしいフェスティバルだよね。名前もそうだし、スピリットや参加するアーティストたちも好きなんだ……友人たちもたくさん参加するしね。ジ・アカデミックスだったり、ブロッサムズやケイト・ナッシュだったりね。すごくいいラインナップだと思うよ」

ザ・クークスは通算5作目となる最新作『レッツ・ゴー・サンシャイン』を今年8月にリリースしている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ