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ポール・マッカートニーは女優のエマ・ストーンが出演した“Who Cares”のショート・フィルムが公開されている。

高い評価を得ている2018年リリースの最新作『エジプト・ステーション』に収録されている楽曲“Who Cares”のショート・フィルムは、65mmのコダック・フィルムとパナビジョン・カメラを使って撮影されたものとなっており、「普遍的なポジティヴィティについてのメッセージ」が込められた作品となっている。

「僕の願いとしては、イジメられている子供たちがこの曲を聴いたりこのビデオを観てくれた時に、それほど大したことじゃないんじゃないかって思ってくれたらっていうことなんだ」とポール・マッカートニーはショート・フィルムについて語っている。「立ち向かって笑い飛ばして、乗り越えることができるものだって思ってもらいたいんだよ」

ショート・フィルムはiTunesで限定公開されている。ショート・フィルムの視聴はこちらから。

https://geo.itunes.apple.com/jp/music-video/who-cares/1446786879

ショート・フィルムは、チャリティ団体「クリエイティヴ・ヴィジョンズ」やサブストラクティヴ社、フェイスブック、エンソ、アルテミス・ライジング・ファウンデーション、ブルー・チップ・ファウンデーションの協力のもとで制作され、「#フー・ケアーズ・アイ・ドゥ」と題されたキャンペーンも立ち上げられている。

「#フー・ケアーズ・アイ・ドゥ」については、楽曲やショート・フィルムを通して人々にイジメの問題を周知し、「専門家たちのネットワークを通じて行動を起こすための機会を提供し、他の人たちに献身や親切の心を持って接するよう呼びかける」ものだと説明されている

「世界中にいる何百万人もの人たちが、声を出せずに虐げられ、イジメられ、誰も自分のことなど気にかけていないように感じてしまっています」とクリエイティヴ・ヴィジョンズの創設者であるキャシー・エルドンは述べている。「このキャンペーンの意図としては、楽曲の力を使ってそういった人々に気にかけているということを伝え、知らしめるというものです」

一方、ポール・マッカートニーは現地時間12月16日にロンドンのO2アリーナで行った公演で、リンゴ・スターザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドと共演してザ・ビートルズの“Get Back”を共に披露している。

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