Press/Ryan Stang

Photo: Press/Ryan Stang

ディアハンターが、ニュー・アルバム『フェイディング・フロンティア』に収録されている“Living My Life”のミュージック・ビデオを公開している。

『フェイディング・フロンティア』は、ディアハンターにとって2013年の『モノマニア』に続く通算7作目のアルバムとなっており、4ADから10月16日にリリースされる。

ブラッドフォード・コックス、モーゼス・アーチュレッタ、ロケット・プント、ジョッシュ・フォーヴァーからなるディアハンターだが、万華鏡的なヴィジュアルを持つ今回のビデオについて「午後の光に包まれた木の床を観測するための、地質学上と植物学上のマクロレベルの瞑想」からインスピレーションを受けたという。撮影と編集はフロントマンのブラッドフォード・コックスが行い、ギターのロケット・プントも追加の写真と映像を手掛けている。ビデオのYouTubeページの但し書きには「マイルス・デイヴィスに捧ぐ」と記されている。

“Living My Life”のミュージック・ビデオはこちらから。

音楽情報サイト「コンシークエンス・オブ・サウンド」によれば、このミュージック・ビデオについてバンドは以下のようにコメントしているという。

「最近のビデオにありがちな、気味の悪いずる賢さや、説明的な欲求に従わない、形式に囚われないヴィジュアルを表現するのが目標だったんだ。つかみ所がなかったり、バカげていたり、催眠術にかかったように美しく混沌としていたり、そんなイメージとリズムを作ったんだよ。特に、このミュージック・ビデオの最後の部分は、ティーンエイジャーのガレージ・バンドがやってみたアンドレイ・タルコフスキーの『惑星ソラリス』みたいな感じかもしれない。この曲の超越的なクライマックスを液体のファンタジーで表現するために、色々な化学薬品や染料を使ったんだ」

ディアハンターは10月と11月にイギリスとアイルランドで公演を行う予定で、ロンドンやマンチェスター、リバプール、ダブリン、リーズ、ブライトン、グラスゴーを回る日程となっている。

ブラッドフォード・コックスはNXNEフェスティバルでのアトラス・サウンドのステージで、ディアハンターのニュー・アルバムが「インエクセスみたいなサウンド」だと発言している。

また、ディアハンターはニュー・アルバムのリード曲である“Snakeskin”も発表している。

“Snakeskin”のミュージック・ビデオはこちらから。

『フェイディング・フロンティア』のトラックリストは以下の通り。

“All The Same”
“Living My Life”
“Breaker”
“Duplex Planet”
“Take Care”
“Leather and Wood”
“Snakeskin”
“Ad Astra”
“Carrion”

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