GETTY

Photo: GETTY

ロビン・シックとファレル・ウィリアムスは長期にわたっていた“Blurred Lines”の著作権侵害をめぐる裁判が決着し、マーヴィン・ゲイの遺族に500万ドル(約5億7000万円)の支払うことを命じられている。

2016年、ロビン・シックとファレル・ウィリアムスは、2013年の1位獲得曲である同曲がマーヴィン・ゲイの1977年の楽曲“Got To Give It Up”に似ているため、530万ドル(約6億1000万)の賠償を支払うべきとの裁決が下されている。しかし、2人はこの決定には「たくさんの法的な誤り」があったとして上訴していた。

その後、彼らの上訴を支持するとして、ウィーザーやブラック・クロウズをはじめとする200名以上ものミュージシャンが判決に反対する声明を発表している。2015年3月、最初に出された陪審員の評決では2人は730万ドル(約8億3000万円)をマーヴィン・ゲイの遺族に支払うよう命じられていたが、2016年の裁決で530万ドルまで減額が認められていた。

2018年3月、米連邦控訴裁判所もこの裁決を支持していた。

今回、米『ローリング。ストーンズ』誌によれば、カリフォルニア地裁の判事ジョン・A・クロンシュタットが下した新たな賠償金の裁決で、ロビン・シックとファレル・ウィリアムスは共同で284万ドル(約3億2000万円)を支払うことを命じられたという。

また、ロビン・シックは加えて176万ドル(約2億円)を別個に支払い、ファレル・ウィリアムスと彼の版権会社も別個に35万ドル(約4000万円)をマーヴィン・ゲイの遺族に支払うよう命じられている。

さらに、マーヴィン・ゲイの遺族は損害賠償金をめぐる裁判の判決前利息、それぞれに対する利息、計9097ドル(103万円)を受け取ることができるほか、今後“Blurred Lines”の印税の50%を受け取ることができるという。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ