リンキン・パークのベーシストであるデイヴ・“フェニックス”・ファレルはバンドとして新曲に取り組む可能性に言及している。
フロントマンのチェスター・ベニントンが昨年の7月に亡くなってからおよそ1年半が経つリンキン・パークだが、フェニックスは衛星ラジオ局「シリウスXM」の「ヴォリューム・ウェスト」に出演してバンドとして新曲に取り組む可能性について語っている。
「それは難しい質問だね」とフェニックスは語っている。「一番簡単に答えるとしたら、『分からない』っていうことだろうね。その後で、その理由について説明するよ」
「僕ら5人のメンバーは、いまだに楽しく一緒に出掛けたりしていてね。よく一緒につるんでるんだ。僕たちはきっとまた音楽をやると思うよ。全員が望んでいることさ。一緒に過ごしたりするのは楽しいからね。ただ、自分たちが何をしたいのか、それがどういうものになるのかを考えるには、長い期間が必要だと思う。それがどのくらいの期間を要することになるのか、それについての予定表は持っていない。僕もまだ一度もそのプロセスに取り組んだり、触れてみたりもしていないから、いつとか、日付とかを決めることはすごく難しいんだ」
フェニックスは次のように続けている。「公正を期して言うならば、リンキン・パークのファンや僕らのファンベースの最高にクールなところの一つは、こういうプロセスにおいても献身的にサポートし続けてくれているというところでね。よく知られているように、ソーシャル・メディアというのはネガティヴな場所になりかねないわけだけど、僕が目を通すものの99.9%がポジティヴなものなんだ」
「ファンはみんな『私たちはここにいます。みなさんが今何をしているのかを知りたいと思っているのです。私たちもみなさんの一部になりたいと思っていますが、今の状況も理解しています。みなさんには健康で幸せでいてほしいと思っていますし、みなさんが正しいと思うことをしてほしいと思っています』ということを言ってくれてね。そういうメッセージは僕らの耳にも届いているし、受け取っている。そういうコミュニティやファンから届くメッセージはすごく特別なものだし、感謝してもしきれないよ」
リンキン・パークのマイク・シノダは今年7月に『NME』とのインタヴューの中でキャリアの今後について語っている。
「自分でもこれからどこへ向かうのかは本当に分からないんだ。あらゆる可能性にオープンでいようと務めてはいるけどね」
「僕は今、覚えている限りのどの時よりもライヴが楽しくなっていてね。この前やった、600人を前にしてのクラブでのショウですらね。60分のセットを想定して組んでいたんだけど、ステージには85分もいて、すごく満喫しているんだ。たくさん話もしたし、曲をセットリストに加えたりして、ステージにいるのが単純に楽しいんだよね。すごくクールなエネルギーみたいなものを共有できてたんだよ」
「そういうわけで、これからもっとそういうことを経験することもそうだし、それが僕をどこへ連れていってくれるのかを楽しみにしているんだ」
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