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キッスのジーン・シモンズは「強制わいせつ」の疑いで告訴されている。

「ザ・ブラスト」が入手した法的文書によると、その女性はジーン・シモンズが「強制的に股間に手をおいてきた」と主張しているという。

この出来事はジーン・シモンズが所有するレストラン「ロック&ブリュー」が2016年にオープンした時に起きたとのことで、女性は2年前、皿洗いとしてこのレストランに勤務しており、その時にジーン・シモンズに触られたと主張している。

女性はジーン・シモンズのことを知らなかったと主張しており、一緒に写真に写ってほしいと言われた時に「彼は手を伸ばして、完全に覆う形で強制的に股間に手をおいてきたのです」としている。

ジーン・シモンズはこの訴えについて正式なコメントを発表していない。

この女性はジーン・シモンズが「他の女性にも性的に抵触する形で」振舞っていたと主張している。女性は陪審員裁判と金額不明の賠償金を求めているという。

1年前、ジーン・シモンズは別の女性からもセクシャル・ハラスメントで訴えられており、この女性はインタヴューの最中にジーン・シモンズが「不必要で、不当な性的誘惑」を行ったと主張していた。今年7月、ジーン・シモンズは非公開の示談金で和解したことが報じられている。

先日、ジーン・シモンズはバンドの名曲である“I Was Made For Lovin’ You”をパフォーマンスするのが好きではない理由について語っている。ジーン・シモンズは『OK!』誌のインタヴューに応じて、人気があるにもかかわらず好きではない自身の楽曲はあるかという質問に答えている。

ジーン・シモンズはインタヴューの中で、1979年のアルバム『地獄からの脱出』に収録されている“I Was Made For Lovin’ You”をギタリストでシンガーのポール・スタンレーが持ち込んだ際、彼の書いた冒頭の歌詞をとても気に入っていたことを明かしている。しかしながら、ジーン・シモンズは自身の担当するパートを聞いて失望することになったという。

ジーン・シモンズによれば、ポール・スタンレーからキャッチーなメロディーのコーラスを担当するように言われ、次のように答えたのだという。「止めてくれよ。おばあちゃんみたいに歌えっていうのか?」

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