GETTY

Photo: GETTY

リンジー・バッキンガムはバンドを解雇されたためにフリートウッド・マックを訴えていた件でバンドと和解に至ったことを明らかにしている。

リンジー・バッキンガムは今年1月にフリートウッド・マックを解雇されており、その後のインタヴューの中で、バンドのマネージャーであるアーヴィング・エイゾフから「スティーヴィー(・ニックス)はもう君と一緒のステージに立ちたくないんだ」と言われたことを明かしている。

今年10月になってリンジー・バッキンガムは信認義務や口約束の違反などを理由に訴訟を起こしている。フリートウッド・マックは裁判の中で、リンジー・バッキンガムの主張を否定している。

今回、リンジー・バッキンガムは新たなインタヴューの中でバンドとの訴訟が和解に至ったことを明かしている。一連の訴訟について解決したのかとインタヴュアーから訊かれると、リンジー・バッキンガムは「そう、解決したんだ」と答え、「数週間のうち」に合意に至ったことを明かしている。

「僕ら全員で、書類に署名したんだ」とリンジー・バッキンガムは語っている。「とても満足しているよ。僕も状況を悪化させたいとは思っていないからね。ある程度の思いやりだったり、分別を持って向き合いたいと思っているんだ」

「ファミリーから締め出された」ように感じたかと訊かれると、次のように答えている。「そうだね。ただ、僕の行いに原因があるとは思えなかったんだ。しばらくは傷ついていたね。本能的に、何ヶ月かは外を歩き回ってしまっていたよ」

リンジー・バッキンガムはまた、元バンドメイトであるクリスティン・マクヴィーから「数週間前」にメールを受け取ったことも明かしている。「彼女からメールが送られてきてね。『親愛なるリンジーへ。今回の件について、私は一切関与していないということを知っておいてほしいの。あなたのことを恋しく思っていることを覚えておいて』っていうふうに書かれていたよ」とリンジー・バッキンガムは明かしている。「彼女はこうも書いていたよ。『スティーヴィーも心の奥底では、あなたに帰ってきてもらいたいって思っているはずよ』とね」

一方、フリートウッド・マックは新たなラインナップで2019年の6月にウェンブリー・スタジアム公演を行うことが発表されている。リンジー・バッキンガムの後任にはトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ のギタリストであるマイク・キャンベルとクラウデッド・ハウスのフロントマンであるニール・ フィンが加わっている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ