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アリアナ・グランデは、自身との破局を機にネットでの批判が原因で自殺願望を抱いてきたことを明かしたピート・デヴィッドソンの投稿に言及して、ファンに対して他の人に「もっと優しく」なるように呼びかけている。

「サタデー・ナイト・ライヴ」への出演で知られ、今年10月にアリアナ・グランデと婚約を解消して半年に満たない彼女との交際に終止符を打ったピート・デヴィッドソンは現地時間12月3日に、インスタグラムに自身の思いを込めたメッセージを投稿している。

「僕はずっと口を閉ざしてきた。誰の名前も挙げなかったし、誰に対しても何に対しても、僕は何も言ってこなかった」とピート・デヴィッドソンはインスタグラムで述べている。

「理解に苦しむのは、誰かに何かが起きた時に、何の信憑性も脈絡もないのに、世界中がその人を批判し始めるということだよ。とりわけ今日の風潮で言えば、誰もが怒りを持つことや気分を害することをよしとしている。僕には理解できない。僕は9ヶ月にわたってオンライン上や公共の場でずっとイジメられてきたんだ」

今回、アリアナ・グランデはインスタグラムのストーリーにファンへのメッセージを綴っており、ピート・デヴィッドソンのコメントを投稿してファンに「他の人たちにもっと優しく」なってくれるように呼びかけている。

「分かりきったことだと思うけど、他の人たちにはもっと優しくしなければいけないということを、ファンのみんなにどうか思い出してもらいたいわ」とアリアナ・グランデは述べている。「寛容な心やポジティヴィティ以外は私は奨励しない。ピートのことも、彼の健康面のこともすごく大切に思ってる。みんなには他の人たちにもっと優しくなってもらいたいわ。インターネット上でもそう」

「私もソーシャルメディアであまり反応しなかったという過ちを通して学んだから十分に理解はできるんだけどね。でも、その人が経験してきたことなんて、本当のことは分からないのよ。その人がソーシャル・メディアに何を載せていようと、公共の場でどう振る舞っていようともね。約束するわ。あなたが何を言おうとしていることが何であれ、放っておいて」

ピート・デヴィッドソンは当該の投稿の中で、いかに自身のメンタル・ヘルスが追い込まれていたかについても言及しており、これからも強い意志を持ち続けていくと綴っている。

「インターネットや人々がどれだけ僕を自殺に追い込もうとしても、そんなことをするつもりはないよ」と彼は続けている。「ここまで言わないといけないなんてね、困惑しているよ。僕を押さえつけようとしている人たちや、どんな理由であれこれを読んでくれている人たちへーー僕には君たちのことが見えているし、愛してるよ」

ピート・デヴィッドソンは、先日公開されたアリアナ・グランデの“Thank U, Next”のミュージック・ビデオで自身の名前が使われている。

ピート・デヴィッドソンの名前は、映画『ミーン・ガールズ』へのオマージュとなっている“Thank U, Next”のミュージック・ビデオに登場するノートにビッグ・ショーンら他の元彼たちの名前と共に綴られている。

アリアナ・グランデは投稿の中で“Thank U, Next”についても言及しており、次のように綴っている。「私はこれからも、なくなることのない彼への愛を持ち続けていくつもりよ。私の最近の曲を聴いてそれとは違う印象を受けた人がいるなら、あなたは大事なポイントを見逃しているわ」

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